パンパカパンー303・チキンなんだにゃー
雪国「島田さんがいくつかなんかわかるか!
島田さんに聞け! ちゅうこうせいは夜行性
の逆だ!」
島国「夜行性の逆! 夜行性の逆はまともだ!」
雪国「まとも? おいどういう事だ!」
島国「夜中に働くなんてまともじゃないって
事だ! わかるか!」
雪国「まともじゃない、夜中に働くのはまと
もじゃないと言う事は」
島国「ああお、いや私達もまともじゃないな」
雪国「そうかまともじゃないのか」
島国「おい落ち込むなよ」
雪国「誰のせいだと思ってるんだ!」
島国「いやそれは違うだろう。逃避をするな!
現実を見つめろ! おまえは雪国だろう!」
雪国「そうだ私は雪国だ・・・・・・おいそ
れって関係あるのか!」
島国「ふっないな。どうやら大丈夫みたいだ
な」
雪国「ああおかげさまでな・・・・・・なん
でそうなる!」
島国「まあそういうな。おまえのおかげでな
んか喋る気になったんだからな」
雪国「そうかじゃあ何があったか言ってくれ」
島国「・・・・・・」
雪国「おい! さっきの決意はどうした!」
島国「まあまて・・・・・・よし」
雪国「良いんだな」
島国「ああ・・・・・・」
雪国「早く言ってよ」
島国「島田さんは寝ていたが何か感じた・・
・・・・違うな。島田さんは寝てたがふと起
きたんだ。まあそんな事はあるよな」
雪国「確かにあるな」
島国「そこで自分が何かに見られてたのを見
たんだ」
雪国「で何が見てたんだ」
島国「目が一つが二つだ」
雪国「目が一つが二つ謎々か?」
島国「ふっ謎々ならよかったんだがな。そん
なやつがいたわけだ」
雪国「いたってまさか?」
島国「そうだ」
雪国「エイリアンか?」
島国「それを言うなら宇宙人だろ」
雪国「じゃあ宇宙人なのか?」
島国「それはわからないが、そんなやつが島
田さんを見てたらしいジーっとな」
雪国「それで島田さんはどうしたんだ。喋り
かけたのか? ここ私の部家。あなたの部家
違う。でていきなさいゲラアウトヒヤー!」
島国「どこの外人だ!」
雪国「やっぱり違うかで何て言ったんだ?」
島国「いや悲鳴をあげただけだ」
雪国「なるほど」
島国「なんでなるほどなんだ」
雪国「それを田中さんが聞いてたみたいだ」
島国「そうなのか? それで田中さんはどう
したんだ?」
雪国「夜遅くだからな。スルーしたいみたい
だ」
島国「何! スルーしただと!」
雪国「おい落ち着け一回だけだからな。それ
に夜中だし間違ってたら大変だろう」
島国「まあ確かにそうだな」
雪国「怖い夢を見たとか、な色々あるだろう」
島国「そうだなんん」
雪国「どうした?」
島国「でも普通聞こえるか? 隣の部家の声
が」
雪国「それはわからないな。声にもよるしな
悲鳴だしな。それで悲鳴をあげたらどうなっ
たんだ」
島国「それが逃げたらしい」
雪国「なんだチキンか」
声が聞こえた。
チキンなんだにゃー。




