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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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パンパカパンー299・幸せなんだにゃー

 島田「あのー本当に食べていいんですか?」

 島国「大丈夫ですよ。どうぞ食べてくださ

 い私のバ・ナ・ナ」

 島田「じゃあ遠慮なくそれじゃあバナナの

 皮をむいてえ・・・・・・バナナの皮をむ

 いてんん・・・・・・バナナの皮をむいて

 あー・・・・・・バナナの皮をむいてえー

 ー」

 だんだん声が大きく真剣になる島田。

 島国「あれどうしました? 何かあったん

 ですか? 島田さん」

 島田「なんかあのーそのーバナナの皮がむ

 けないんですけど」

 島国「えーむけないそんなバカなちょっと

 貸してみてください」

 島田「はい」

 バナナを渡す島田。

 島国「なんだどうなってるんだんん・・・

 ・・・ん何」

 突然でかい声を出す島国。

 島田「えどうしたんですか? 何かあった

 んですか? 私のバナナにいったい何が」

 島国は思った。

 私のバナナ確かに今はもう島田さんのもの

 だなあげたんだから間違ってない。

 島国「このバナナ残念ですが」

 島田「残念えどういう事ですか?」

 島国「こ」

 島田「こ?」

 島国「壊れてます」

 島田「壊れえー壊れてるんですか? えー

 壊れた私のせいですかだったら私はどうし

 たらああー」

 島国「ああー大丈夫ですよ。これは修理は

 できませんがほらここに壊れてないバナナ

 がありますから。はいこちらをどうぞ」

 島田「あありがとうございます。ああーむ

 けるこっちはむけるむけますむける。バナ

 ナがむけるああーなんて幸せなの」

 声が聞こえた。

 幸せなんだにゃー。

 島国「そうですかよかったです。じゃあこ

 れはいらないから回収しますね」

 だが島田はバナナを食べるのに夢中で聞い

 てない。

 島田「あれ何か変な気が?」

 島国「おやどうかしましたか? 何かご不

 審な点でもありますか?」

 島田「んん・・・・・・いえなんでもない

 ですこのバナナすごく美味しい」

 島国「そうですかそれはよかったです」

 島田はバナナを食べる。

 「パク」「パク」「パク」「パク」

 島国はそれを見て笑ってる。

 だがよく見ると目は笑ってない。

 ジーっと島田さんを見てる。

 島国は思った。

 どうやら上手く言ったみたいだ。

 やはり笑った方がいいみたいだ。

 しかし笑った方がいいのはわかったが失敗

 する時が何故失敗するのかがいまだにわか

 らない。

 やはりまだ実用化にほど遠いな。

 残念だがこれはまだ使えない。

 使うなら100ぱー成功しないと。

 どうやら島国は何か能力があるが失敗する

 事があるみたいだ。

 ただ笑うと成功確率が上がるみたいだ。

 島田さんは何も疑わずバナナを食べてる。

 本当にお腹がすいてたのかそれはわからな

 い。

 だが今は食べてるしっかり食べている。

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