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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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パンパカパンー296・どうして笑顔なのかにゃー

 何故なんだそうか犯人は勘違いしてるんだ

 な。

 かくまったのを奪ったって言ったんだな。

 島国「わかりましたよ犯人は勘違いしたん

 ですね」

 島田「えどういう事ですか?」

 島田は思った。

 いったい何を言ってるのかしら。

 島国「つまり犯人は間違えたんですね」

 島田「何をですか?」

 島国「犯人は恋人をかくまったと思ってる

 のに奪ったって言ったんですね」

 島田「えそうなんですか?」

 島田は思った。

 しまったつい言ってしまった。

 島国「よくあるんですよ頭に血が登ると言

 いたい事が上手く言えなかったり」

 島田「そそうなんですね」

 島田は思った。

 なんか変な流れになってるけど大丈夫かし

 ら。

 島国「しかし島田さんは面識無いのに困り

 ましたね。足若ゆいさんでしたか?」

 島田は思った。

 そこは間違えたら駄目でしょ。

 島田「違います足じゃなく朝です」

 島国「ああそうでしたね。あさわかゆいん

 ですね」

 島田「え」

 島田は思った。

 何これ大丈夫なのかしら。

 心配になってきた。

 島国「冗談ですよ」

 島田「ああー」

 島国は思った。

 ちょっと失敗しちゃったな。

 元気出してもらおうと思ったのに。

 島国は思った。

 冗談だと思えなかったけど冗談だったのね。

 なんか疲れた。

 「グゥーウ」

 島国「えっ」

 島田「あーすいませんなんか緊張したので

 お腹が減って」

 島国「ああーそうなんですか」

 島国は思った。

 おい今は夜中だぞ。

 そんな事があるのか?

 まさかペコちゃんとはこの人は腹ペコちゃ

 んなんだな。

 だが島田さんならいいか。

 島田は思った。

 なんかお腹が鳴った恥ずかしい。

 島国「あのー」

 島田「なんですか?」

 島国「バナナは好きですか?」

 島田「えっ」

 「グゥーウ」

 島田は思った。

 お腹が鳴った恥ずかしい。

 バナナこれは好みを聞いてるのかしら。

 そうねきっと。

 島国「私のバナナを食べますか?」

 「グゥーウ」 

 島田「えっえーー」

 島国「あもしかしてバナナが嫌いなんです

 か?」

 島田「えっ」

 島国「どうしたんですか?」

 島田「あのー・・・・・・バナナがあるん

 ですか?」

 島国「ありますか? ええありますよ」

 笑顔で言った。

 島国は思った。

 どうして笑顔なの。

 声が聞こえた。

 どうして笑顔なのかにゃー。

 それにどこにあるの。

 島田「あのー何本ですか?」

 島国「一本です」

 笑顔で言った。

 島国は思った。

 どうして笑顔なの。

 一本には意味がないのよね。

 島田「あのー・・・・・・それでどこにあ

 るんですか?」

 島国「ここにありますよ」

 「グゥーウ」

 島田は思った。

 またお腹が鳴った。

 バナナどう見てもこの場所になそうだけど

 本当にあるのまさか?

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