パンパカパンー291・マニアかもしれないんだにゃー
雪国「それで何があったんですか? 何か
あったんですよね」
田中は思った。
そうなんだよな。
あったんだよな。
でも言うと面倒な事にでも言わないと面倒
な事にどうすればいいんだ。
田中「ああ・・・・・・実はなその見られ
たんだ」
雪国「見られたえ見られたってあれですか
男のあれですか?」
田中「バカ違う何を言ってるんだ違う違う
ぞなんで見られないといけないんだ」
雪国は思った。
あれなんだそうなのか・・・・・・ああじ
ゃあ安心だな。
雪国の心は落ち着いた。
雪国「じゃあ何を見られたんですか言って
もらわないとわかりません」
田中「それがな・・・・・・おたまなんだ」
田中は思った。
ああ言ってしまった。
これは婦警達が騒ぎそうだな。
でもどうしようもないな。
林「ニュースよニュースねえ聞きたい」
森「え何があったの」
林「実は田中さんおたまの勇者なの」
森「何それそれだけじゃわからないけど」
林「なんと隣の部家で悲鳴が聞こえたから
犯人が刃物を持ってたらまずいからおたま
を持っていったのよ」
森「それ本当」
林「本当だって雪国君が言ってたんだから」
森「なら本当ねならこうしてはいられないわ
みんなニュースよ」
林「私も負けてられないわニュースよニュ
ース」
噂好きの森林が動き出したらあっと言うま
だな。
頭が痛い。
だが事実は事実だからな。
雪国「えおたま」
田中「ああそうなんだ」
雪国は考えた。
おたまっておたまってなんでたまだけなん
だ。
ちょっと待て見られた見せたんじゃないの
か?
島田「おたま見せてくれない」
田中「いやそれはまずい」
島田「たまだけでいいから」
田中「たま・・・・・・いやいやたまだけ
でもまずい」
島田「そんな事いわないでねー」
田中「ああ駄目なのに」
島田「あらなかなかいいたまね」
なんて事があったのか?
まさか島田さんはピー女なのか?
だが島田さんなら許せる気がする。
田中は思った。
なんだどうしたんだおたまと聞いてから様
子がおかしい。
笑ってもいいのになんで笑わないんだ。
雪国「そそれでおたまを見た島田さんはど
んな反応したんですか?」
田中は思った。
なるほど反応しないがやはりわかったみた
いだな。
これはバレたなならしかたない。
田中「島田さんはな大爆笑だったよもうす
ごかったんだ」
雪国「え大爆笑」
雪国は思った。
なんか違うぞあれって笑うものなのか?
島田「じゃあ見せてね」
田中「ああ見られてしまった」
島田「何これ受けるんですけどぷっははは
はははなんでなんで」
んんなんでなんでなんでってこっちが聞き
たいんだが大爆笑するたまってどんなやつ
なんだ。
聞いた事がないな。
いやもしかしたら島田さんはたまマニアか
もしれない。
声が聞こえた。
マニアかもしれないんだにゃー。
だが笑いのつぼがわからないな。
たまが人の顔に見えたとか?
雪国「あのーおたまって変わったやつなん
ですか?」
田中は思った。
確かに頑丈には作ってるけど見た目は普通
のおたまだからな。
田中「普通だと思うぞ」
雪国「ふ普通ですか?」
雪国は叫んだ。




