パンパカパンー278・それは黙っておくんだにゃー
田中「おたまで戦うわけじゃないですよ」
下着の女「ハハハハ・・・・・・え冗談だ
ったのまさかうけを取る為?」
田中「そうじゃなくて刃物をそらして流す
だけですから叩いたりしませんよ」
田中は思った。
実はこのおたま普通よりかなり強いんだけ
どそれは黙っておこう。
声が聞こえた。
それは黙っておくんだにゃー。
下着の女「その後は」
田中「その後は手首をつかんでまあ後はど
うにでもなりますから」
下着の女「へ強いんだ・・・・・・じゃあ
バールのようなやつならどうするの?」
田中「ああそっちはもっと簡単です。よう
は刃物は少しでも切られるとやっかなんで
す。逆に刺されるより切られる方がやっか
いなんです。もちろん刺されたら駄目です
けど」
下着の女「そうなんだ」
田中は思った。
どうやら落ち着いてきたな。
田中「それで何があったんですか? 刃物
をつきつけられてたんですよね」
下着の女「んん・・・・・・それはどうも
この人の恋人を奪ったと思われたみたいな
の」
田中「恋人」
男装の女を見る。
田中「男ですか?」
下着の女「いえ女よちなみに私はバイなの」
田中「バイああそうなんですか」
下着の女「まあそうなのそれでねまあそう
なの」
田中は思った。
つまり男も女もどっちもありなんですね。
それならやっかいかもしれない。
女に興味がないとも言えないわけですね。
田中「それで何を言われたんですか?」
下着の女「それがねその恋人がいなくなっ
て最後に私といる所を見た人がいるみたい
なのなんだかね」
田中「つまりあれですかいなくなったのに
も関わってるんじゃないかって事ですか?」
下着の女「そうそれ見た人が私だって言う
けど私じゃないの」
田中「それだけじゃわかりませんね」
下着の女「そうは言われてもかなり前の事
だから覚えてないの」
田中「どれくらい前なんですか?」
下着の女「一カ月前ぐらいかしら。それに
しても警察遅いわね」
田中「そうですねただ夜ですから。それに
今人がいませんから」
下着の女「どういう事」
田中「たとえば婦警でも夜勤もありますが
二人で行動するわけです。人がいなければ
対応できませんから今は派出所でも人がい
ませんから」
下着の女「つまり何かあったら来れないっ
て事ね」
田中「そうですね夜でも交通事故がありま
すからね」
田中は思った。
しかしこの女起きないな。
まあおかげでゆっくり話ができたんだけど。
下着の女「そうだお礼がまだだったわね助
けてくれてありがとう私島田ルミあなたは」
田中「ああ私は隣の部屋の田中コスモです」
下着の女「ココスモ変わった名前ね」
田中「そうですねだいたいそう言われます
ね」
下着の女「あっごめんなさい」
田中「ああいいです気にしてませんから」




