寿司屋―4・みんなを幸せにするもの
文章のフォーマットを統一しました。
おやっさん「へいおまち」
「パクッ」
僕「さくっとしてさっぱりしてたべやすく
ておいしいのです」
さくっとしてワサビもきいてていい感じで
す。たこたこたこ。たっこたこ。
たこかだいたい生魚が嫌いな人は食感が嫌
いらしいがたこはしっかりしてるからな。
たこは生じゃないけどな。
「パクッ」
光花「うまい。アジもうまいな」
アジとワサビとシャリがひとつの味を作っ
てるな。
そういえばたけって誰でしたか?従業員に
もそんな人いないんですが何か何かひっか
かるような。
おやっさん「んん」
「ピョヨヨヨン」
おいたけこい。こっちだこっちだ。いいこ
だなたけは餌をやるぞ。たんと食べろよ。
ニャー。
「ピョヨヨヨン」
思い思い出しました。たけってたけってお
やじさんとこの飼ってた猫じゃないですか
猫ですよ猫。おやじさん勘弁してください。
おやじさんの声が聞こえた。
いいか間違いは誰にでもあるんだ。大事な
のは繰り返さないことだ。わかったか。
おやじさん。まつですよまつ思いだしまし
たか?
おやじさんの声が聞こえた。
まままつ。
おー思い出しましたか思い出したんですね。
おやじさんの声が聞こえた。
つま・まいこ・コケコッコー・こだま・マ
ネキン。
しりとり。しりとりですかしりとり。しか
もしかもんがついてますよ。んがすぐに終
わってますよ。やる気あるんですか?やる
気が。
おやじさんの声が聞こえた。
まままま。
おー後少しですよ後。
おやじさんの声が聞こえた。
まままるこ。
えーまるこ。まるこって何ですか?
まるこってまさかあのまるこですか?
おやじさんの声が聞こえた。
まるこまるこまるこマルコポーロ。
えマルコポーロってマルコポーロって言い
たかったんですか?そうなんですね。おや
じさん。おやじさんおやじさん。でもそれ
では何が何だかわかりませんよ。
おやじさんの声が聞こえた。
ジジパング。
えジパングがどうしたんですかおやっさん。
おやじさんの声が聞こえた。
ジジジパングを探せ探せ。
「キコキコキコ」
ああー。また行ってしまった。ジパングで
すかそうですか日本ですよね。探さなくて
もいいですよここなんですけど。おやじさ
ん遊ぶのはやめてください。それともしか
してあれに乗ってるんですかあれにおやじ
さんおちゃめですね。
まあそんなこんなで後は僕はまたたまごや
アナゴ食べたり。お姉さんは中トロや大ト
ロなんか頼んでたみたいです。で最後にと
思ったのですが見つけてしまいました。こ
れはありなんですかね。
僕「あの実は食べたいやつが見つかったん
ですけど」
大丈夫でしょうか少しどきどきします。
何。何を見つけたんだ。まさかあれか?そ
れともあれなのか考えてもしかたないが。
光花「何を何を見つけたんだ何を」
僕「実はですねウナギがあるみたいなので
食べてみたいんですが」
ウナギ。ウナギか最近値段が高いからな。
でもまだ大丈夫だ。それにこっちは結構な
ものを食べてるからな気がひけてたところ
だ。
光花「そうか。いいぞ私も頼むとしよう。
おやっさんウナギ二人前だ」
しばらくして。
おやっさん「へいおまち」
きましたきました。最近高くて食べられな
かったのがきましたよ。
「パクッ」
僕「んん。これです。これこれこれなので
す。うまいうまいです。それにこのこの匂
いが食欲をそそります」
ウナギに関しては言うことはありませんね
これもふっくらして味がたまりません。あ
ぶらがたっぷりのってますね。やきぐあい
もなかなかです。うなどんと違うところと
言えばワサビとシャリぐらいでしょうかこ
れがあっててなかなかです。
光花「では私ももらうとしようか」
「パクッ」
光花「うまいな。やはりウナギは別格だ」
やはりうまいな。このたれが噛み応えがた
まらん。この匂いが。
それからそれからそれから。
光花「そろそろいい感じだと思うのだがど
うだ最後に味噌汁でも」
僕「いいですね味噌汁」
光花「じゃあそこに書いてある。赤だしの
貝の味噌汁を頼むぞ」
僕「はいお願いします」
光花「おやっさん赤だしの貝の味噌汁二つ
だ」
しばらくして。
おやっさん「へいおまち」
「ズーズー」
僕「おいしいです」
「ズーズー」
光花「うまいな」
僕「すいません。実はお願いあるんですけ
ど」
光花「んなんだ。予定よりも安くついたの
で大丈夫だぞ言ってくれても」
僕「ではたまごをお持ち帰りさせてもらえ
ませんか?」
光花「たまごかそんなに気にいったのかた
まごが」
たまご好きなんだな。たまごがふふたまご
モンスターだな。
僕「いえ母と幼馴染の家にも食べさせてあ
げたくて」
ほう。いろいろと気配りはできるんだな。
光花「そうか。いいぞたまご6人前もあれ
ば充分だろ。私も家に買って帰るか」
これから帰りますがその前にあがりを飲み
ます。
二人で「ズズズ」
二人で「はあー」
僕「これ飲んだら落ち着きますね」
光花「そうだな。知ってるかなぜ寿司屋は
お茶に粉茶を使ってるか?」
僕「いえ知りません。それに粉茶って初め
て聞きました」
光花「そうか粉茶とは緑茶の中の一つであ
る。煎茶というお茶を作る過程で出た粉を
集めたものだ。で何故使われるか?それは
粉なので早くお茶を入れることができるか
らだ。色や味香りも濃く成分も多く含まれ
ていて他の茶と違って寿司の味とぶっから
ないので口直しにいいそうだ」
うわー長い。ということは最後の口直しに
いい。ということはお寿司にあってるって
ことですね。とりあず何か言わないと。
僕「なるほど」
おーどうやらわかったようだな。これだけ
説明すればわかるかああ一息ついたな。金
額も思ったよりかからなかったし今度ウナ
ギ屋にでも連れて行ってやろうか。
光花「んん」
私はまたそんなことを考えていたのか?私
は人にはめったにおごらないんだが。
光花「んん」
僕「今日はごちそうさまでした」
光花「ああ。じゃあ気をつけて帰るんだぞ」
僕「はい」
で家について二人前を母に。後は明日香の
家に持って行った。明日香はお風呂みたい
なのでおかあさんに渡した。風呂場から歌
が聞こえたけど聞かなかったことに。明日
香は鼻歌が好きだからな。その後明日香か
ら連絡があってかなり喜んでいた。うちの
母も喜んでいた。たまごはみんなを幸せに
する。たまご。いやーたまごって本当にい
いものですね。ではまたあいましょうね。
さよならさよならさようなら。