パンパカパンー192・○○済みなんだにゃーそれがルールなんだにゃー
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たかなは思った。
やるしかないか? 大いなる謎に対して危
険があっても、たとえ何があっても探偵とし
て目を背けるわけにはいかない、引き出しを
開けた、邪魔な布をペンでよけて行こうとし
たが震えていたので手が滑った、布はひらひ
らと下に落ちた。
たかな「何!」
たかなは叫んだ。
「ドキン」「ドキン」
だが次の瞬間、たかなは見たただの布だっ
た。
たかな「ははは失敗したな」
笑ってごまかした、中を見た瞬間。
たかな「これはモデルガンだ」
心が落ち着いた、爆弾を見つけたがおもち
ゃだったって感じだ。
たかなは思った。
何も警戒する必要はなかった、だが下に箱
がある何も書いてない、お菓子の箱だろうか?
モデルガンをどけて箱を取り出す、紙製の箱
だ箱を振ったが音がしない、箱を開ける事に。
「ガーン」
ショックを受けた急いで箱を閉める。
「ドキン」「ドキン」
たかな「さ佐藤君震えるものがあったよ」
声が震えていた。
佐藤「あありましたね、でも」
佐藤の声も震えていた。
たかな「でもなんだい」
佐藤「ふたの裏に何か書いてあったみたいで
すよ紙をはって」
たかな「何! 中しか見てなかったああ」
手が震える。
たかなは思った。
流石佐藤君だ目がいい、銃を扱うのがすご
いのも目がいいのだ、あの一瞬でそこまで見
るとはこれはふたを開けて見るべきなのか見
ないでおくか? だがまだ謎が解けてない、
そのヒントが書いてあるかもしれない、ここ
で佐藤君にやってもらうのが、いやダメだ俺
がやらないとそんな恥ずかしい事はできない。
たかな「確認しよう」
俺はふたを開けた、今度はふたの裏をみた
書いてあったのはおめでとう済みだった、ど
ういう意味だ・・・・・・そういう意味だろ
うな。
佐藤「何て書いてあったんですか?」
たかな「何見てないのか?」
佐藤「何かまだ中にあるか見てました」
たかなは思った。
たしかにまだ何かあるかもしれないが、俺
には見る勇気がなかった佐藤君勇者だな。
たかな「そうかおめでとう済みだ、どう思う」
佐藤「ユリアンに踊らされてますね」
たかな「まったくだとんでもない怪物だな」
俺は元の状態に戻す事にした、早く封印し
ないと。
田村「済みってどういう事でしょう」
たかなは思った。
本気で聞いてるのか? 佐藤君の顔もおか
しい、ありえないって感じだ、しかたない、
やはり俺が言うしかないみたいだ、田村さん
は恐ろしいそう思った瞬間だった。
たかな「田村さん済みって言うのは、○○済
みの済みですよ新品じゃないので、佐藤君も
そう思うだろう」
佐藤「はい○○済みだと思います、いや絶対
そうでしょ」
田村「やはり○○済みなんですね」
たかなは思った。
この人はわかっていて聞いたのか、なんて
恐ろしいいや確認は大事だな、俺は冷静にな
らないといけない、○○ここではあえて言わ
ないのがルールだ。
声が聞えた。
○○済みなんだにゃーそれがルールなんだ
にゃー。