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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
1574/1735

パンパカパンー176・○○○みるもんなんだにゃー

文章のフォーマットを統一しました。

佐藤「それで金玉星人の目的はなんだと思い

ますか?」

田中「たぶんこの状況をなんとかしたかった

んだろうな」

佐藤「なんとかってどういう事ですか?」

田中「田村さんの発言が、外にもれるのを防

ぎたかったんじゃないか?」

佐藤「田村さんは金玉にあやつられてたんで

すか?」

田中「んんそれなんだが、操るとなると不自

然な事が起こると思うが、あの会話ってそう

思うか?」

佐藤「さあ会った事がないので、あれが普通

かわかりません」

田中「とっても優等生な答えだな、私はあん

なのは無理だと思う」

佐藤「じゃあ操られてなかったんですか?」

田中「そうだな、操られてたとは思えないな」

佐藤「それならおかしくないですか?」

田中「そうだな、だから私は後催眠みたいな

ものだと思う」

佐藤「後催眠って何ですか?」

田中「知らないのか?」

佐藤「知りません」

田中「そうか後催眠とは、催眠状態の時にあ

る条件を付けくわえる事によって、催眠状態

が解除しても、その条件により言われた事を

実行するってやつだ、つまりあの音を鳴らす

条件があって、その条件になったから鳴らし

たって事だな」

佐藤「そういう事ですか」

田中「これなら本人はそのままだ」

佐藤「ただそれなら条件が起こらない事もあ

るんじゃないですか?」

田中「そうだな、もしキーワードならそうな

るんだろうな」

佐藤「ですよね」

田中「あとはあの金玉が、何か信号を送った

かだな」

佐藤「そっちの方がありそうですね」

田中「金玉信号だな」

佐藤「金玉信号ですね」

田中「なんか金玉の形をした信号みたいだな」

佐藤「それ思いましたが言いますか? あり

えないですよ」

田中「んん言ってしまった、もう手遅れだな」

佐藤「何をわけのわからない事を言ってるん

ですか」

田中「んん足遅れだったか?」

佐藤「本気で言ってるんですか? 手遅れで

いいです」

田中「冗談だ」

佐藤「勘弁してくださいよ」

田中「んんちょっと考えててな」

佐藤「何をですか?」

田中「いや田村さんが起きないよな」

佐藤「そうですね・・・・・・起きませんね」

田中「まさか寝たふりじゃないよな」

佐藤「えそうなんですか? なんの為に」

田中「んんちょっと長いと思ってな」

佐藤「確かに長いですね」

田中「そろそろ起きた方がいいと思うんだけ

どな」

佐藤「どういう意味ですか?」

田中「そのままだけどな」

佐藤「意味がわからないんですけど」

田中「田村さん聞きたい事は終わったんじゃ

ないですか? もうこれ以上はないですよ」

佐藤「え」

田村「すいません、どうしても聞いていたく

て」

佐藤「えー! いつから気がついてたんです

か!」

田中「いや微妙に顔が動いてたからな」

佐藤「まさかそれであんな事言ったんですか?」

田中「なんでもやってみるもんだな」

 声が聞えた。

 やってみるもんなんだにゃー。

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