パンパカパンー172・拳銃を持たせると○○なんだにゃー
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佐藤「えーとですね、なんで蹴ったんですか
ロンの金玉」
田中「んん、佐藤非常に問題のある発言だな
誰も聞いてないが、これ聞いてたら大変だな」
佐藤「ああそうですね、金玉はまずいですね」
田中は思った。
こいつはまだダメなのか? まだ金玉ショ
ックなのか? それはアウトだろ、本人が聞
いてたらどうするんだ、ああ田村さんまだの
びただな、ああまあこれでいいか。
田中「佐藤もうちょっと言い方があるだろう」
田中は思った。
ここはあえて、心を鬼にして正解を言って
もらわないとな、まだまだがんばってもらわ
ないとな。
佐藤「そうですね、なんていうかカーンって
やつですかね、カーン蹴りましたよね」
田中は思った。
確かにカーンって鳴ってたけど、あれはカ
ーンって名称じゃないし、まだ何かおかしい
やはりダメか?
田中「ああわかったもうそれでいい、なんで
蹴ったかだが、佐藤スッキリしてないか?」
佐藤「スッキリ? えすかしなんてしてない
ですよ」
「ガーン」
田中は思った。
やっぱり壊れてる、佐藤は壊れていた、こ
んな事言うやつじゃなかったのにありえない
金玉が佐藤を壊した、でもここまで壊れるか?
ちょっとまて、まさか入ってるんじゃないだ
ろうな。
「コンコン」
佐藤「入ってます」
違う。
「コンコン」
佐藤「入ってません」
これも違う。
「コンコン」
佐藤「コンコン」
これも違う。
「コンコン」
佐藤「きつね」
そっちでもない。
「コンコン」
佐藤「雪やこんこん」
違うあれはこんこだ、なんだコントみたい
になってるぞ、どうなってるんだ、おまえの
望み通りしたったんじゃ、文句言うなや。
「ガーン」
つまり俺が望んでたのか? まさか、いや
俺が俺の事を一番知ってるのか? 違う俺は
そんな事を望んでいない、まじめに考えよう
俺は佐藤が、金玉に操られるかもしれないと
感じたのだ、それなら最悪だ、あれは意図的
に何かをしようとしていた、まさかすでに手
遅れなのか? 俺は大丈夫だったが、こいつ
金玉の手先になっていないよな、急に不安に
なってきた、のびたを見る、まだのびたのま
まだ、だがこれがのびたの・・・・・・これ
もまさか演技じゃないだろうな、俺が油断し
たら二人が襲い掛かってくる、ダメだちょっ
と怖くなってきた、ちょっとしたホラーだぞ。
声が聞こえた。
ホラーなんだにゃー。
どうすればいい拳銃を使うか? だめださ
すがにやりすぎだ、殴るか殴ったら元に戻る
のか? いやそんな保障がない、佐藤が本当
に佐藤のままかどうしたらわかるんだ、しま
った佐藤も拳銃を持ってるんだった、しかも
俺より拳銃を使うのがうまい、素手なら俺な
んだが、こいつに拳銃を持たせると危険だ。
声が聞えた。
拳銃を持たせると危険なんだにゃー。