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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
1569/1735

パンパカパンー171・う○○○したいんだにゃー

文章のフォーマットを統一しました。

佐藤「あの田村さんは、ほっといていいんで

すか?」

田中「ああ、ほっといたらいい」

佐藤「ええー! 何故ですか?」

田中「わからないのか? 今は田村さんの中

で何かが起こっている、人とは自分の体を戻

そうと働く、それを邪魔しては駄目って事だ

よくなったら勝手に気つくだろう、なんせ未

知の状態だからな、何かあった時もすぐに動

かすなって言われるだろう、自己回復を待つ

んだ」

佐藤「そうなんですね、いえそうですね、わ

かりました」

田中「そう言えば、何か聞きたい事があった

のか?」

 落ち着いた声で言う田中

佐藤「あるに決まってるじゃないですか、あ

りありですよ、ありまくりですよ、ありまお

んせんですよ」

 勢いよくまくしたてる佐藤。

田中「おい落ち着け、そうかだが具体的に言

ってもらわないとな、わからないぞ」

佐藤「え具体的にですか?」

田中「ああ、頭の中を一回整理して言ってみ

ろ」

 田中は思った。

 このままでは、いきあたりばったりの会話

になる、いちいち対応してられるかよ、もっ

と整理してから言ってよ、俺だって結構あれ

なんだよ、そうあれだよ、あんなもの見たん

だからね。

佐藤「ええ、ああ、うう」

 佐藤は悩んでいた。

 田中は思った。

 悩め悩め悩みまくれ、そうやって大きくな

るんだ、もう充分大きいけど、俺もその間考

える事ができる、俺だってそんなに余裕はな

いんだぞ、これからいったいどうするればい

いんだ、そう言えば温泉か? たまに行って

みたいな、それより佐藤は何て言う気なんだ

違うそっちは考えなくていい、それは佐藤の

勝手だからだ、佐藤の勝手でしょだ、俺に佐

藤が何言うかわかるわけがない、そんな能力

があれば、今頃もっとすごい別のどこかに行

ってるよ、かわいい女の子に囲まれていい思

いしてるはずだ。

女達「きゃーまた勝ったわ! すごいわ! 

田中田中!」

田中「当然の結果だな、俺にかかれば楽勝だ」

 相手の手が読めれば、ギャンブルなんてちょ

ろいぜ、悪いな次も勝たせてもらおうか。

「バーン」

警察「そこまでだ! みんな動くな! 警察

だ違法賭博の容疑で全員逮捕する!」

田中「なんだと! ここは大丈夫って聞いた

ぞ!」

警察「フフフ残念だったな」

田中「まさか俺を騙したのか?」

警察「田中、今度こそおまえは逮捕だ、あき

らめろもう逃げられないぞ、おまえが買収し

てた高田が全部はいたからな」

田中「まさか高田が、いやだ逮捕はいやだ」

警察「いや高田を買収した時点でお前は終わ

ってる、なんで高田なんか買収したんだ、あ

いつは嘘をつけないのに」

田中「そうだそうだった、なんでそんな事を

したんだ俺は、なんでだ教えてくれ」

警察「そんな事を俺に聞くな、聞きたいのは

こっちなんだからな」

佐藤「田中さん」

田中「おまえも俺に聞くのか、あれなんで佐

藤がいるんだ? 俺を捕まえに来たのか?」

佐藤「田中さん」

田中「なんで俺は警察じゃないのに、俺の事

知ってるんだ、いや警察だから知ってるのか?」

佐藤「田中さん聞いてますか?」

田中「聞いてますかだと、聞いてるに決まっ

てる。・・・・・・聞いてる聞いてる」

「ハッ」

田中「ああ、佐藤かどどうしたんだ」

佐藤「どうしたじゃないですよ、さっきから

ずっと呼んでたんですよ、どうしたんですか?」

田中「ああ、そうだったのか、いやちょっと

考え事をしてただけだ」

 田中は思った。

 とんでもない事だけどな。

佐藤「え何を考えてたんですか?」

 田中は思った。

 いえるわけがない。

 声が聞こえた。

 いえるわけないんだにゃー。 

 日本でギャンブルしてたなんて、日本で日

本日本? あれなんで外国に行かなかったん

だ、なんでだ外国行けばいいのに何故だ、ま

たか、なんて融通が利かないんだ俺の妄想は

いつも途中までいいが、後がダメダメって、

ハーレムエンドぐらい、あってもいいじゃな

いか? そうだそうだ、俺だって美女に囲ま

れてうほうほしたいのに。

 声が聞えた。

 うほうほしたいんだにゃー。

 まてうほうほ? おまえ俺の妄想のくせに

喧嘩売ってんのか? なんやと! おまえの

妄想やから! こんなもんじゃわかったか!

なんだと! いや今はそんな時じゃないな、

なんとかしないとな。

田中「まあ色々だ、それより佐藤聞きたい事

は整理できたのか?」

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