表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
1559/1733

パンパカパンー161・森田に騙されたんだにゃー

文章のフォーマットを統一しました。

 田中は思った。

 なんだこれは? さすがSFか容赦ないな

バッドエンドのような話だ、だが正直じいさ

んと意地悪じいさんなら、意地悪じいさんが

側がアウトって事か? その前がわからない

な、なんか事件があったのか? それもわか

らない、なんか途中からのような気がするが

聞いてもいいのか迷うな。

田中「超容赦なしの、日本昔話風SFでした

ね」

田村「そうですか? 実は最初は違う話だった

んですけど、よかったです」

田中「どういう意味ですか?」

田村「実はおじいさんとおばあさんは、宇宙

船に乗り込んだら、突然宇宙船がお城を攻撃

する話だったんですよ、ある人物を殺すんで

す」

田中「いったい誰を殺すんですか?」

田村「本能寺の織田信長です、遺体を見たも

のはいないといわれてますから、宇宙船の怪

光線で蒸発したってやつです」

 田中は思った。

 なんで織田信長なんだ、田村さん信長に、

恨みでもあるんだろうか? だが続きが気に

なる。

田中「その後どうなるんですか?」

田村「赤と白の飲み物を出されて、どちらか

を飲むように言われます、おばあさんが赤い

飲み物を飲んだら若い女性に、おじいさんが

白い飲み物を飲んだら、赤ちゃんになるんで

す」

田中「それも強烈な話ですね、二人で若くな

るわけじゃないんですね」

田村「SFですからね、ハッピーエンドじゃ

ありません、その後元の家に戻るんですが、

その後どうなるかはありません」

 田中は思った。

 田村さんのSF学には救いがない、それが

田村SFなのか?

 声が聞えた。

 それが田村SFなんだにゃー。

田中「きつい話ですね」

田村「ただ最初考えたのは、おじいさんは逆

に年をとって死んでしまうんですが、女の人

は悲しみますが、おじいさんの記憶がない状

態で家に帰ってきます、こっちがよかったで

すか?」

 田中は思った。

 どっちもよろしくない、よろしいはずがな

い、だがなんて言えばいいんだ、非常に困る

じゃあないか。

田中「いえやはり最初の方がいいですね、そ

れでユリアンとの、出会いの話をしてもらえ

ますか?」

田村「そうですか、最初がよかったんですね

わかりました、今後の参考にさせていただき

ます、ユリアンとの最初の出会いは、私が喫

茶店から出てきて、置いていたバイクにまた

がった時に起こります」

 田中は思った。

 今後の参考ってどういう意味だ、喫茶店か

つまりユリアンも喫茶店から出てくるのか?

それとも道を通りかかるのか?

田中「それでどうなったんですか?」

田村「とつぜん目の前が光って、その中から

裸のユリアンがあらわれました、ユリアンは

言いました、その服とバイクをよこせって、

私は抵抗しましたが、殴られて気を失って、

気がついたら下着姿で、ユリアンがバイクで

出て行く所でした」

田中「まってください、あおのりぐらいのっ

てますね、それにあおもりぐらい、もってま

せんか?」

田村「あおのりって、焼きそばにかけるあお

のりですか?」

田中「ちがいます、あおのりは若者がいきが

って、バイクに乗ってる事です」

田村「のりとのりですか、ではあおもりはな

んですか?」

田中「あおもりは、誰もが知ってるあおもり

ですが」

田村「あおもりのもりは、もりそばのもりと

は違いますよ」

「ガーン」

田中「そんな、私は森田に騙されたのか?」

 声が聞こえた。

 森田に騙されたんだにゃー。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ