パンパカパンー152・フェチは怖いんだにゃー
文章のフォーマットを統一しました。
田中「金が入る? それって良い話じゃない
んですか?」
田村「確かにいい話でした、家は裕福になり
父親は働かなくてよくなったんです」
田中「え父親が働かない、それはまずくあり
ませんか?」
田村「え別にまずくありませんよ、生活でき
たらそれでいいじゃないですか?」
田中「ああそうなんですね、あれじゃあ何が
問題なんですか?」
田村「お金があると人は色々としたくなるん
ですよ、わかりますよね」
田中は思った。
いやわかるが、色々とありすぎて逆にどれ
かわからない、わざとかこの言い方は俺は試
されてるのか?
田中「ギャンブルですか? 女ですか? ま
さか男?」
田村「最後のは聞かなかった事にします、田
中さんの趣味かもしれませんが正解は投資で
す」
田中は思った。
投資か俺の趣味だと、趣味ちょっとまてこ
れはまずい。
田中「すいません、そんな趣味ないですから
私は女性が好きですから、とっても好きなん
です」
田村「えそうなんですか? 別に隠さなくて
もいいですよ」
田中「ちょっとまってください、佐藤おまえ
からも説明してくれ」
田中は思った。
佐藤が言ってくれればなんとかなるだろう
頼むぞ佐藤。
佐藤「え田中さんの事なんか知りませんよ」
「ガーン」
田中は思った。
なんだと、しまった佐藤と女について話た
事がなかった、こんな事なら誰がかわいいと
か話してたらよかった、だいたい佐藤もそん
な話しないからな、しにくいんだよななんか
そうかこいつは尻フェチそういう事か、こい
つ尻にしか興味ないのか? それならそんな
話にならないよな、佐藤はクールで通ってる
が正体はそういう事か、好みの尻がなかった
だけなんだな、女達は完全に勘違いしてるな。
田中「私は女性の胸が好きなんです」
田村「えそんな事を言って私にどうしろと言
うんですか?」
田中は思った。
どうしろって、俺を追い詰めてあんたが言
わせたんだろう、誰がこんな事好きで言うか
俺は変態じゃないんだぞ、俺は今とっても恥
ずかしいんだぞ、だが誤解されるのはもっと
嫌だ、だからなんとかしないといけない、だ
から勇気を振り絞って言ってるんだ。
田中「いやいや、女性が好きだって言いたか
っただけですよ」
田中は思った。
まさかこの会話でこうなるなんてどうなっ
てるんだ、俺何か失敗したのか?
田村「そうなんですか? 残念です尻フェチ
じゃなかったんですね」
田中「いや胸フェチでもないですよ」
田村「胸フェチじゃない? じゃあなんなん
ですか田中さんは?」
田中は思った。
なんなんだって言われても普通だろうこれ
が、だいたい大抵は胸が好きだろう、男の本
能だろう、それをフェチと言わないだろう、
聞いた事ないぞ、それとも俺が間違ってるの
か? ダメだフェチにまともに話をしょうと
した時点で俺の負けだ、どうすればいいんだ。
田中「すいません、実は私は胸フェチです」
田中は思った。
クーこういうしかなかった、今日の事を忘
れない為に後でメモしないとな。
田村「なんだそうだったんですか脅かさない
でくださいよ」
田中は思った。
いやいや驚いたのは俺だよ、フェチ怖えよ
マジ怖えよ。
声が聞えた。
フェチは怖いんだにゃー。