パンパカパンー139・田村はとんでもない事を隠してたんだにゃー
文章のフォーマットを統一しました。
田村「では話ましょう」
田中「お願いします」
田村「昔昔あるところに」
田中「ちょっとまってください」
田村「これは間違えてしまいました」
田中「間違いですか、ならお願いします」
田村は思った。
あれもしかして、今どさくさにまぎれて、
奈良お願いしますって、言われたんですか?
そんな事言われても、困るんですけど、どさ
くさにまぎれて、奈良の事を頼むとは、田中
さんなんて恐ろしい人なんだ、まあこれはス
ルーだな。
田村「ロングロングアゴー、ディスイズアペ
ン」
田中「あのそれでいいんですか?」
田村「間違えました、ロングロングアゴー
アイハブアペン、これでいいですか?」
田中は思った。
何が起こってるんだ、何故ペンなんだ。
田中「なぜペンなんですか?」
田村「もしかしてこっちですか、ロングロン
グアゴー、アイハブナップル」
田中「何故リンゴなんですか?」
田村「あれもしかしてこっちですか、ロング
ロングアゴー、ハブアナイスデイ」
田中「それってウッキーさんですよね」
田中は思った。
何故ウッキーさんが出たんだ、ある番組で
街行く人に、英語でどういいますかって尋ね
て、とんちんかんな答えを聞いて、それを訳
してくれるのがウッキーさんだ、番組の最後
に言う言葉が、ハブアナイスデイなのだ。
田村「えこれがウッキーさんなんですか?」
田中「なんだと思ったんですか?」
田村「わかりません、ただ聞いた事があるの
で」
佐藤「田中さん話がおかしいですよ」
田中「何! 私が間違ってるのか?」
佐藤「そうですよ、山本さんの話を聞いてく
ださい、何脱線してるんですか?」
田中は思った。
えこれって俺が悪いの、そうなの、納得い
かないんだけど、でもまあいいか? よくあ
る事だな。
田中「田村さん、山本さんの話を聞かせてく
ださい」
田村「ああ、そっちですか? わかりました」
田中は思った。
あんた今まで、何を言ってたんだ、俺は何
を聞かされてたんだ、いったい何が起こって
たんだ、だが追及するとややこしくなるから
な、今はスルーだ先に進めないと。
田村「それでどの山本ですか?」
田中「ここの従業員の山本さんです」
田村「そうですか、ですが3人いますが」
田中は思った。
3人って何の話だ、山本って苗字が3人い
るのか?
田中「一応全員の名前を、言ってもらえます
か?」
田村「わかりました、山本リンリンに山本ラ
ンランに山本ユリアンです」
田中「わかりました、じゃあまず山本リンリ
ンさんの事を、教えてもらえますか?」
田村「えリンリンさんも、何か事件に巻き込
まれたんですか?」
田中「いえリンリンさんは、巻き込まれてま
せんけど」
田村「じゃあなんで聞くんですか?」
田中は思った。
なんとなくじゃだめだろうな、そうだ。
田中「ユリアンさんとの関係が、しりたかっ
たんです」
田村「そうですか、一切関係がありません」
田中は思った。
今一切関係ないって言った、同じ職場なら
何かあるんじゃないのか? 怪しいな、これ
は何か隠してるのか?
声が聞えた。
何か隠してるのかにゃー。
田中「同じ職場なら、関係があるんじゃない
ですか?」
田村「いえ部署が違うので、面識はないと思
います」
田中「それでも教えてもらえませんか?」
田村「わかりました、リンリンは社長の秘書
です」
田中は思った。
なるほど、秘書ならつながりがないかもし
れない。
メモをしたリンリンは社長秘書と。
田中「わかりました、じゃあランランさんは
どうですか?」
田村「ランランも部署が違うので、面識はな
いと思います」
田中は思った。
なんだ急に怪しく感じてきたぞ、さっさと
言えばいいのに、だが今は何もわからないな。
田中「それでも教えてもらえませんか?」
田村「わかりました、ランランは私の愛人で
す」
「カタッ」
田中はもっていたペンを落とした。
「サッ」
だがすぐに拾った、3秒ルールでセーフだ
その後考えた、よく考えたら俺はペンを持っ
てる、さっきと何か関係があったのか? い
やそれは今はいい、もっとすごい事がわかっ
たからだ。
声が聞えた。
田村はとんでもない事を隠してたんだにゃ
ー。
おまけ。
「ピュウァイーン」
「トドットド」「ティン」「ティン」
「グーウァー」「ティン」「ティン」
「トドットド」「ティン」「ティン」
「ギュアー」
「トット」「トット」「トット」
「ギュアー」
「トット」「トット」「トット」
「ポン」「ポン」「ポポン」
「トット」「トット」「トット」
「ガッズゥー」