パンパカパンー132・もしかして妖怪の話なのかにゃー
文章のフォーマットを統一しました。
俺は佐藤と一緒に話をしに行った、前田薫
の事を聞く為だ、そこで田村さんと言う人と
話しをする事になった。
田中「そちらの従業員の、前田薫さんについ
てお聞きしたいのですが」
田村「そう言えば前田と連絡がつかないんで
すが、何かあったんですか?」
田中「それが事件に巻き込まれたみたいで」
田村「え何があったんですか?」
田中は思った。
これはなんて答えればいいんだ。
田中「それが何て言えばいいのか・・・・・
・」
佐藤「実はですね、宇宙人にさらわれたみた
いなんです」
田村「え宇宙人にさらわれた」
田中は思った。
佐藤が言ってしまった、だがどうするんだ
こんな話信じられないよな。
田村「なんだそうなんですか」
田中「え」
田中は思った。
これは絶対違うやつだろう、人間がさらわ
れても言わないセリフだぞ、おたくの子がさ
らわれました、なんだそうなんですか絶対に
ない。
田中「あのそれはいったいどういう意味です
か?」
田村「実は前田は変った人で、自分を宇宙人
が迎えにくるなんて言ってた人なんですよ」
佐藤「なるほどそういう事ですか」
田中は思った。
いやそうじゃないだろう、佐藤おまえおか
しいだろう、それとも二人が正常で、俺がお
かしいのか? まあ言うべき事は言わないと
な。
田中「それでですね、前田さんがいなくなっ
て残った人力車を、客の男が引いて帰って来
たんです」
田村「それはそれは親切な方ですね」
田中「ただその前田さんから、人力車はあげ
ると言われたらしくて、自分はもらったって
言ってるんです」
田村「え何言ってるんですか、そいつはさっ
さと死刑にしてください」
田中は思った。
さっきと雰囲気がガラッと変わったぞ、さ
っきまで笑ってたのに、今は怒りマックスだ
やはり人力車は大事なんだな、だがさすがに
死刑はないです。
佐藤「そうですよね」
田中は思った。
佐藤おまえまでそれ言ってどうするんだ、
同調するんじゃない、同調したらダメなんだ
ぞ、おまえの立場はわかってるのか? 窃盗
では死刑にならないんだぞ。
田中「実はですね、人力車は前田さんのもの
じゃないとわかったら、返すと言ってるんで
す」
田村「えなんだそうなんですか、それを早く
言ってくださいよ、やっぱりいい人だったん
ですね、じゃあそれでお願いします」
佐藤「よかったですね」
田村「はいありがとうございます」
田中は思った。
いったい何が起こってるんだ、まさかドキ
ッとなのか? 俺だけ騙されてる、こいらは
たぬきときつねなのか? 人が一人いなくな
ってるんだぞ。
声が聞こえた。
たぬきときつねって、もしかして妖怪の話
なのかにゃー。
おまけ。
「ブゥワー」
「バー」
「キン」
「シュ」「ティ」「タッ」「タッコ」「タッ」
「タッコ」「ブーゥーゥ」
「ブッシャー」
「キー」
「ドゥァ」「ビューウ」「キーン」
「タタター」「タッ」「タータ」
「トゥドウドゥルドゥル」
「タタター」「タッ」「タータ」
「トゥドウドゥルドゥル」
「ティッ」「ティララ」
「ティッ」「ティララ」
「トゥドウドゥルドゥル」
「ティッディ」「ティディ」
「ティッティ」「ティッティ」
「ティッティ」「ティッティ」
「ティッティ」「ティッティ」
「ティッティ」「ティッティ」
「ティッティ」「ティッティ」
「ティッティ」「ティッティ」
「ティッティ」「ティッティ」
「ティッティ」「ティッティ」




