パンパカパンー131・めちゃくちゃ怖いんだにゃー
文章のフォーマットを統一しました。
田中は思った。
俺はどうなるんだ、男の立場とは非常に弱
いものだ。
「ジャッジャイジャジャラ」
「ジャッジャイジャジャラ」
「ジャッジャイジャ」
「ジャッジャイジャ」
「ジャッジャイジャ」「ジャジャ」「ジャ」
「ジャッジャイジャ」「ジャジャ」
「ジャッジャイジャ」「ジャジャ」
「ジャッジャイ」「ジャッジャイ」
「ジャッジャイ」「ジャジャジャ」
「ラリラリ」
「ラリラリ」「ラリラリ」「ラリラ」
「ラリラリ」
「ラリラリ」「ラリラリ」「ラリラー」
「ラリラリ」
「ラリラリ」「ラリラリ」「ラリラリ」
「ラリリ」「ララ」「ラリリ」「ララ」
「ラリリ」「ララララ」
「ダッ」「ダダダダ」「ダダダダ」
「ダッ」「ダダダダ」
「ダダダ」「ダー」
「タリラ」
「タリタリ」「タリラ」
「タリタリ」「タリラ」
「タリ」「タリ」「タリタ」「リララ」
「タリララ」
「タリラリラ」「タリラリラ」「ラ」
「タリラリラ」「タリラリラ」
「タリラ」
「タリラリ」「ララ」
「タリラリ」「ララ」
「タリラリ」「タリラ」「リララ」
「リララ」「ラー」「ラリラ」「ラリラ」
「ラリラ」「リリリ」
「ララ」「ラリラ」「ラリ」「ラリ」
「ラリラ」
「ラリラリ」「ラリ」「ラリラ」「ラリ」
「ラララ」
「ララ」「ラリラ」「ラリ」「ラリ」
「ラリラ」
「ラリラリ」「ラリ」「ラリラ」「ラリラ」
「リリ」
「ラリラ」「ラリラ」「ラリラ」「ラ」
「ラララ」
「ラリラ」「ラリラ」「ラリラ」「ラ」
「ラララ」
「ラリラ」「ラリラ」「ラリラ」「ラ」
「ラララ」
「ラリラ」「ラリララ」「ラリリ」「リ」
「ララ」
「パンパパパン」「パパン」「パパ」「パパ」
「パパ」「パパ」「パーパ」
谷口「うう、わかりました田中さん、取引し
ましょう」
田中「取引って?」
谷口「今回の話黙ってもらえれば、一度だけ
デートします、もちろん田中さんが、全部エ
スコートしてください、費用も田中さん持ち
です、ただしバラしたら、私もある事ない事
言いますからね、どうですか? これでも私
は、常にフェアでいたいと思ってるんですよ
ただし状況により、それは変りますからね」
なんだこれは、結局話を黙ってるかわりに
デートをしてくれるって話しだ、もちろん約
束を破れば大変な事になる、ただ谷口のポリ
シーで、一方的に相手を脅したりしないって
わけだ、ただしもし相手が応じないなら、強
行手段にでるって事だ、なんて恐ろしい。
声が聞こえた。
めちゃくちゃ怖いんだにゃー。
まさかこんな展開になるとは。
田中「わかった」
谷口「じゃあ連絡先を交換しましょう、1度
と言いましたが、内容がよければさらにチャ
ンスがあるかもしれませんよ、楽しみにして
ますからね」
なんか笑みを浮かべて去って行った、すご
い精神力だな、今でも信じられない、タフネ
スすぎる、でも俺はあの時の顔も忘れてない
からな、あの顔は忘れられるわけがない、絵
の叫びより強烈だった、夢に出てきたらどう
しよう、かわいい谷口の顔があんな風になる
なんて、人の顔ってあんな風に変わるんだな
しかも吠えたしな、人間が吠えるのは初めて
見たぞ、人でもパニックなったら吠えるんだ
な、谷口結局肝心な事は聞かずに行ってしま
った、抜けてるのだろうか、だが結果オーラ
イだ、俺と言えば、なんと谷口の連絡先ゲッ
トだ、とんでもないものを手に入れてしまっ
た、おっと時間がかかってしまった、本来の
仕事をしないと、俺はある人物の机にやって
きた。
田中「頼んでた事はわかったか中村?」
中村「それがですね、どうも前田薫って人物
がいないんですよ」
田中「どういう事だ?」
中村「いても年齢が違いすぎるんですよ、2
0代から30代でしたよね」
田中「ああそんな感じだな」
中村「ならいませんね該当する人物は」
田中「だが鈴木にも聞いたしな、嘘を言って
るようには見えなかった、と言う事は源氏名
なのか?」
中村「そうかもしれませんね」
田中「なら直接聞きに行くしかないか、最近
は個人情報がうるさいから、電話では教えて
くれないからな」
中村「そうですね、面倒な世の中ですね」
田中「おまえ、俺たちはそれは言ったらダメ
だろう」
中村「あやややや、今のは聞かなかった事に
してくださいお願いします」
田中「ああわかった」
ただどう説明すればいい、そちらの従業員
が事件に巻き込まれた、嘘は言ってない気が
するが、今はわかってる事を説明できない、
実は言いにくいんですが、従業員の方が宇宙
人にさらわれました、誰が信じるんだ。