パンパカパンー110・素人
文章のフォーマットを統一しました。
「ダン」「ティッティリティ」
「ダン」「ティッティティッティ」
「タラララ」「タラララ」「タラ」
「タラッ」「ピューイ」「タ」
「トューン」「トュウー」
「タラッタラッタラ」「ルールル」
「タラララッタ」「タッタ」
「ブビュー」
「キシュシュー」
声が聞こえた。
チンを使うなら単品でお願いします、名言
だね。
ありがとうございます。
声が聞こえた。
おい植えてる木のくせに生意気だぞ!
ちょっとまってください。
声が聞こえた。
なんだ何か文句があるのか?
そうじゃなくて素人の植木にあたらないで
ください。
声が聞こえた。
何? 素人だと!
声が聞こえた。
そうだよギギギただの植木は関係ないから
ね、あたっちゃダメだよ。
声が聞こえた。
姉さんわかりました、わるかったな、言っ
とくがこれはおまえじゃなく、ただの植木に
言ったんだからな。
はいわかってますよ、僕はそれでいいです
僕は素人の植木が巻き込まれなければそれで
いいです。
声が聞こえた。
おいそれでどうなったんだ、先を聞きたい
のだがどうなるんだ。
声が聞こえた。
そうだったね、じゃあ続けるよ。
ヨルはサクラの頭の上をちら見してから。
ヨル「サクラ戻りたいといったな、戻るなら
トウヘンボクのクエストをやってもらう事に
なるのじゃがいいか?」
サクラ「えクエストって私武器を持ってませ
ん、あそれに痛いのは嫌なので、どっちかと
言うと防具は強力なやつが欲しいですね」
ヨル「サクラ何を言ってるのかわかっておる
のか?」
サクラ「私何か変な事を言いましたか? 防
具は強いやつがいいですよね、違うんですか?」
ヨル「強力な防具なら重たくなるから付けて
るだけで体力が奪われて行くぞ、サクラなら
すぐに動けなくなるじゃろうな、それは素人
の考えじゃな」
サクラ「えー! そうなんですか?」
ヨル「よく聞くのじゃ、武器も防具も自分で
扱えない物は意味がないのじゃ、武器も持ち
上げるのがやっとの武器は使えないじゃろそ
ういう事じゃ」
サクラ「じゃあ私が持てる防具とか武器って
どんなものがあるんですか?」
ヨル「ああたいした物は持てないはずじゃ、
その体じゃな」
サクラ「そんな、じゃあどうやってモンスタ
ーと戦うんですか? あわかりました」
ヨル「何がわかったんじゃ」
サクラ「異世界だから魔法が使えるんですよ
ね、しかも異世界人はすごい魔力があるとか」
ヨル「サクラ残念ながらこの世界には魔法な
いのじゃ」
サクラ「え? じゃあ私はどうやってモンス
ターと戦うんですか? まさか木の楯とこん
棒ですか? そんなのでモンスターに勝てる
んですか? 私は大丈夫なんですか?」