パンパカパンー83・なかま
文章のフォーマットを統一しました。
ある男が教室でクラスメイトの会話を聞い
てる。男女で会話をしているが何が面白いの
か彼にはさっぱりわからない。だから男は言
った。おまえらそれって何が楽しいんだって
するとそれを聞いた男女はおまえなかまと思
ってたのになかまじゃないのか? そう言っ
て立ち上がった男女は怪物になっていた。男
はかとうだが俺はなかまじゃないとは言わな
かった。それはわかったみたいだ。怪物を見
た男は逃げたカバンも持たないですぐに逃げ
た。どうやら怪物は追って来ないみたいだ。
学校には戻れないので男は家に帰って来た。
母親がいた。
母「早いね何かあったのかい?」
男「別に何もない」
男は嘘を言った。そんな男に母親が真剣な
顔で言った。
母「おまえには二つ選択肢がある。一つは
今日あった事を全て忘れて何事もなく生き
る方法。もう一つは人とは離れて誰にも会
わず山奥で生きる方法どちらかを選ぶんだ」
男は母親の話を聞いた後意識が無くなった
その後気がつくと男はベッドに寝ていた。時
計を見るといつもの起きる時間だ。カバンは
家にあった。何が起こったかわからないが男
は学校に行く事にした。夢でも見たのだろう
か? だがそんな風には思えなかった。する
と休み時間男女が会話している。楽しそうに
しているがやはり男にはわからない。何が楽
しいんだ。だが男は気にしない事にした。母
親の言葉を思いだしたのだ。そのうちに不快
な感じもしなくなった。それからしばらくた
った頃転校生がやってきた。転校生は見た感
じ普通のやつだった。転校生はクラスで男女
が喋って楽しそうにしていたが理解できなか
った。だから言った。おまえら何が楽しいん
だ。そこにはかとうもいた。かとうはそれを
聞いて言った。おまえはなかまと思ってたの
になかまじゃないのか? 気がつくとかとう
は怪物になっていた。同じ様にクラスメイト
の男女も怪物になっていた。言った男はそれ
を見て逃げた。彼はなかまだがなかまじゃな
い俺はなかまだとは言わなかった。それはわ
かったようだ。逃げたなかまを見てかとうは
何も感じなかった。逃げたならそれでいい追
いかける必要はない。かとうはその後人間に
戻っていた。クラスメイトの男女も人間に戻
っていた。これは波と言う話だ。波に飲まれ
るか波から逃げるかって話だ。この話には続
きがあるがそれは今はいい。そう言えばこん
なやつもあったな。
一人さまよい 暗闇歩く
何も見えない 暗闇を 一人歩いて行く
光があれば何か見える だけど
光がないので何も見えない
たすけてくれ
たすけてくれ
暗くて何も 見えない
たすけてくれ
たすけてくれ
暗くて何も 見えない
誰か光をくれよ