第十二章 つきあってくれ
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今僕は考えているのだ。
声が聞こえた。
何をだい。
来たんですか。
声が聞こえた。
今だけどね。
そうですか実はギャロップの事なんですが。
声が聞こえた。
ギャロップそれは誰だい。
ギャロップはキャラットの妹と名乗ってる
ものですよウマ。
声が聞こえた。
ふーん。そんな事があったんだね。
ウマはいませんでしたからね。その時はた
しか電池交換でしたか。
声が聞こえた。
電池交換。ああその時か。
キャラットはあれから来てないんです。だ
から確認ができないんですよ。
声が聞こえた。
それは大変だね。
まあ別に大変ってわけではないのですが確
認できないですからね。ちょっともやもや
してるわけです。
声が聞こえた。
もやもやかい。僕のおすすめはむやむやだ
けどね。
ウマのおすすめはむやむやですかそうです
かあの。
声が聞こえた。
なんだい。
いえいいです。すいません。ギャロップ名
前だけを聞くとキャラットの妹みたいな気
がするんですが。
声が聞こえた。
たしかにそうだね。
ただ思う事があるんです。なぜか馬の名前
の様な気がするんですなぜかわかりません
が。
声が聞こえた。
わかってると思うけど僕の名前は秘密だよ。
いえそっちでなく動物の馬です。パカパカ
の。
声が聞こえた。
そうだったのかはは。間違えてしまったよ
。パカパカの方か。
すいません。まぎらわしい言い方をしてし
まいました。それで問題は本当の妹かそう
でないかなんですが本当の妹の可能性もあ
るわけです。
声が聞こえた。
なるほど。確かにそうだね。
妹はいるが妹の偽物の場合もあるわけです。
声が聞こえた。
偽物かそれも考えられるね。
もう一つはキャラットの自作自演です。つ
まりギャロップなんていないというケース
です。まあキャラットのおふざけですね。
声が聞こえた。
おふざけかそうだねそれもあるかもしれな
いね。
もう一つはキャラット自信も存在しない事
ですね。まったく知らない第三者がキャラ
ットと名乗ってる感じです。
声が聞こえた。
おーおーそれもあるかもしれないね。
考えれば考える程わからないんです。なん
せ声は同じだからです。双子と言われても
信じるしかありません。
声が聞こえた。
大変だね。
まあそこまでではないですがんんこれから
どう対応しようかと考えているんですが。
声が聞こえた。
今夜も眠れなくなっちゃうよ。
声が聞こえた。
それは大変だね。
いやそこまではいかないんですが昨日はぐ
っすり寝ました。
声が聞こえた。
そうだったのか。
声が聞こえた。
どうやら勉強不足だったようだね。
誰かわからないが。
声が聞こえた。
そうだったのか。
これはおいといて。
声が聞こえた。
寝られたならよかったじゃないか。おっと
僕も用事があるからそろそろいくよ。では
また。
ウマは去って行ったみたいだ。パカパカと
走って行ったかはわからないが。
声が聞こえた。
パカパカパカパカ。
これはどう突っ込めばいいんだ。ウマは言
ってたよな。むやむやってあれってうやむ
やの間違いなのかな。しかしあのウマが間
違えるだろうかそれともからかわれたのか
やはり考えていたのですきができてしまっ
た。だから気がつかななかった先輩の気配
につかまってしまった。ガシッもうにがさ
んよ。しまった。キャプチュードだ。投げ
られたら受け身がとれない。なんてつかま
ったわけではない。そう捕らえられたわけ
ではないのだ。たんに声をかけられたのだ。
高樹「やあ久しぶりだな」
僕「ははい。そうですね」
会話が始まった。
高樹「つきあってくれ」
僕「お断りします」
高樹「わかった」
僕「やっとわかってくれましたか」
高樹「つきあってもらうのはあきらめるの
で」
僕「で?」
高樹「かわりに尻を売ってくれ」
僕「えーーー」
高樹「10万ぐらいならなんとかできるん
だが?」
僕「いやそもそもこれは売りものではあり
ません」
高樹「んそれは渋って値段を釣り上げる作
戦か?では20万で」
僕「だめです」
高樹「ん。30万」
僕「だだめです」
高樹「30万でもだめなのか?えいもって
け泥棒50万だ。はあはあはあ。ここれ以
上はだせんぞ」
僕「50万50万あればあれもこれもいろ
いろ買える・・・・・・」
「プルプルプルプルプル」
僕「いや。いやこれは売り物ではありませ
ん。お引き取りを」
高樹「50万でもだめなのか?えいしかた
ない。私の尻もつけようじゃないか」
僕「えー!・・・・・・んなあほな。あほ
なあほなあほなあほなあほなー」
高樹「・・・・・・」
僕「と言う夢をけさ見ました」
高樹「ささすがに私もそこまではしないぞ
だいいち50万ももってないぞ」
僕「ははははそっちですか」
さすがに尻を売ってくれとは先輩も言わな
いよな。
「ちら」
まさかね。
声が聞こえた。
なんや夢かいな。おもろい話やと思ったの
になんやそれ。
きてたんですか。
声が聞こえた。
久しぶりやな。夢やなかったらおもろかっ
たんやけどな。
なに言ってるんですか夢でないとシャレに
なりませんよ。それに先輩のお尻をもらっ
てもしかたないですし。
声が聞こえた。
アホやな。アホ。何に考えとんねん。そこ
はやな。ウイットで返すんやないかウイッ
トで。こうなんというかこう。
アホってそれが通用する相手ならいいんで
すけどね。
声が聞こえた。
ダメなんかいな。
わかりません。
声が聞こえた。
試してみたんか。
いややってないですけどただ何が起こるか
わからないので。
声が聞こえた。
なんやおもろないな。いくとこまでいきな
はれ。
それで何か起こったらどうするんですか。
声が聞こえた。
そりゃあその時はその時やないか。
そうですかそろそろ時間なので終了ですよ
しめますので。ギイー。
声が聞こえた。
なんや。もう終わりかいな。来たばっかや
で。こうなんかないんかいなこう。
ありません。もうすぐ授業が有るので終わ
りです。ギイー。
声が聞こえた。
そうかまあしゃないな。ならまた頼むでよ
ろしくな。
頼まれてしまった。ということで終わりで
す。ありがとうございました。ギイーガシ
ャン。