表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
1363/1730

エンジェル―309・かいちょう

文章のフォーマットを統一しました。

 「ガラッ」

 なんだ。

 声が聞こえた。

 どうしたの。

 ドアが開きました。誰かこの車両に入って

きます。小さい女の子しかも二人か止まって

るから移動してきたのか。

 女の子1「間に合ってよかったね」

 女の子2「静かに間に合ってないからそれ

 と寝てる人だけじゃなく起きてる人もいる

 んだよ」

 女の子1「あごめん」

 女の子2「わかったらいいよ」

 僕は女の子を見ていた。かわいい女の子だ

それも二人か。

 声が聞こえた。

 変態変態変態。

 失礼な僕はロリコンじゃないでもかわいい

ものはかわいいんだ。見てると女の子の一人

と目があった。

 「二パー」

 女の子は笑った。見てると僕の目の前の席

に座った。

 女の子1「えいいのこんなとこ座って」

 女の子2「大丈夫このお兄ちゃんは私達に

 何もできないし何もしないから」

 とんでもない発言が何をおっしゃってるの

か理解不能なんですがこの近くに人はいない

聞かれてたら大変な発言だ。

 女の子2「ねえそうだよね」

 そんな笑顔で言われても。

 僕「そうです」

 女の子2「ねえ私の言った通りでしょ」

 女の子1「そうだね」

 女の子2「お兄ちゃん私達みたいのは昔か

 らここを利用してるんだ」

 僕「そそうなんですね」

 頭がついていかない。何が起こってるんで

しょう。利用ここは駅じゃないんですけども

ちろん扉も開いてない。

 声が聞こえた。

 何が起こってるの。

 わかりません。

 「ギー」「ガタン」

 電車が動き出した。

 「信号が変わりましたので電車の運行を再

 開します」

 どうやら信号が変わったみたいだ。

 声が聞こえた。

 よかったじゃない電車が動いて。

 そうなんですけどまだ目の前の問題が。

 女の子2「えっと私はかいって言うのでこ

 のこがちょう」

 えかいとちょうかいちょう。

 声が聞こえた。

 呼んだ。

 呼んでません。会長だったんですか?

 声が聞こえた。

 違うけど。でも会長って言ったら呼んだは

お約束でしょ。

 声が聞こえた。

 そうだったのか。

 なんだこれはよくわからない事が増えた。

 かい「でお兄ちゃんは」

 僕「え僕は」

 かい「エンジェルたなかね」

 僕「えエンジェルたなか」

 声が聞こえた。

 エンジェルたなかだったの。

 そうだったんでしょうかもう何がなんだが

わかりません。

 ちょう「ダメだよかい」

 かい「何が」

 ちょう「かいエンジェルたなかさんだよ」

 かい「えーえんじぇるたなかさん言いにく

 いよ。お兄ちゃんエンジェルたなかでいい

 よね」

 エンジェルたなかでいいよね。僕はどうす

ればいいんだ。そもそもエンジェルたなかじ

ゃないのに。

 声が聞こえた。

 本当にそうなの。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ