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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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エンジェル―301・いったいこれはどうすればいいんだ

文章のフォーマットを統一しました。

一部文章の間違いを修正しました。

 「ブブブブブ」「ブブブブブ」

 振動音が聞こえる。

 声が聞こえた。

 何が起こったの。

 だぶん妖花さんのスマホだ。妖花さんはス

マホを確認した。特に顔に変化はない。僕も

突っ込む事もなさそうだ。もしかしたら帰り

に牛乳を買ってこい的な事かもしれない。

 声が聞こえた。

 おつかいねあるわね。

 再び静寂に包まれた。会話は途切れたまま

だ。電車内も変化はない。前の人もしきりに

スマホを見てる。後は寝てる人か今は時間も

遅い。酔っぱらいがいないのが救いだ。

 声が聞こえた。

 何かあったの。

 ああ殴り合いで電車が止まりました。

 声が聞こえた。

 すごいわね。酔っぱらいが殴って電車が止

まるのね。

 なんかすごい話になってますが酔っぱらい

は電車を殴ってませんよ。

 声が聞こえた。

 誰でもねみんなそういうのよ。

 どういう事ですか?

 声が聞こえた。

 どさくさに紛れて電車も殴られてるのよ。

 それは否定できませんね。確かにないとは

言えない。でもなんかおかしくありませんか?

 声が聞こえた。

 おかしくないしおかしいなら笑ってもいい

わよ。

 いったいこれはどうすればいいんだ。しか

し合格の意味がわからない。そう思っていた

ら急に電車の中が暗くなった。瞬間的なやつ

だまあ有る事だ。明るくなった。やはりすぐ

に電気はついた。特に何も変わらない。妖花

さんはどうしてるんだろう。僕は見てみる事

にした。何僕は驚いた。

 僕「え」

 「なんだ起きたのか」

 僕「どうしているんですか光花さん」

 光花「どうしてってさっきからずっといた

 んだがどうしたんだ。君は寝てたみたいだ

 が」

 これはいったい妖花さんはいなくなり光花

さんがいる。

 僕「妖花さんはどうしたんですか」

 光花「妖花妖花なんていないぞ。夢でも見

 たんじゃないのか」

 僕「え」

 何がどうなってるんだ。

 声が聞こえた。

 あやっと気がついたのね。とりあえず話を

合わせなさい。

 えどういう事ですか?

 声が聞こえた。

 いいから話を合わせなさい。詳しい話は後

よ。やばいって感じなさい。ただし上手くや

るのよ。

 え。

 僕「あそうなんですね。ああそうかなんか

 夢でも見てたみたいです」

 光花「心配するなそういう事もある。私は

 気にしてないからな」

 何がどうなってるんだいったい。僕は光花

さんに何を言うべきか考えていた。だがそう

こうしてるうちに。

 光花「あ私はここで降りるからじゃあな」

 僕「はいさようなら」

 「プシュー」「ガタン」

 光花「あよかったな合格して」

 僕「え」 

 光花さんは電車を降りた。何も聞けなかっ

た。いや聞いても答えてもらえるかもわから

ないがモヤモヤする。本当にどうなってるん

だ。メルエモンどうなってるんですか?

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