第四十八章 都市伝説
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今日は明日香と登校してる。
明日香「そういえば最近聞いたんだけどな
んか都市伝説があるみたいよ」
僕「都市伝説それってどんなやつ?」
明日香「なんでも。わたり・・・・・・あ
れなんだったかしら?」
僕「鳥かな」
明日香「それなら何にも不思議な事ないで
しょう」
僕「わかったぶただ」
明日香「わたりぶた。おもしろそうだけど
違うわね」
僕「かめだ」
明日香「かめはあんたでしょ」
僕「うそれは言わない約束じゃ」
明日香「あごめん。忘れてたのよ。かめわ
たりがめそれもちがうわね」
僕「さぎだ」
明日香「それいわれるとなんかいい気持ち
にならないんだけど」
僕「さぎだ」
明日香「ちょっとわかったから」
僕「さぎだ」
明日香「あんたはレコーダーか?」
僕「さぎだ」
明日香「こわれたのかしら?かめがきいて
るんじゃ」
私が言うのはまずいのよねこれを。
明日香「かめだ」
僕「・・・・・・」
明日香「・・・・・・」
ここは復活するまでまたなきゃ。
僕「はぼ僕はいったい何をしてたんだ」
ショックにはショック療法ね。しかし時間
差とはきようなやつね。
明日香「あんたがさぎって言った時からや
るわよ」
僕「はいはい?」
明日香「わたりさぎそれもちがうわね」
僕「わかった変態だ」
明日香「変態変態わたり変態。それってこ
わいんですけど」
僕「だめですか?」
明日香「却下。あんた変態が好きよね。い
みわかってるの?」
僕「なんとなくかな」
明日香「なんとなくって。あーこんな話ふ
もうだわ。次よ次」
僕「じゃあレッサーパンダは」
明日香「わたりレッサーパンダってよくそ
んなのがでてくるわね。ちがうわ」
僕「あとは・・・・・・メアリだ」
明日香「えメアリって何それ?」
僕「あメアリって人じゃなかった」
明日香「あんた何いってるの。もしもし大
丈夫ですか?」
またこわれたの。修理に出した方がいいか
しらってどこによ。いけない。一人つっこ
みをやってしまった。
明日香「おーい。かえってこい」
僕「あごめん。考えごとしてた」
明日香「それよりね。おもいだしたのよ」
僕「そそうなんだ。で何なの?」
明日香「くまよくま」
僕「えくまなの。そういえばこの前食べた
のはうまかったな」
明日香「そうね。あれは最高だったわ。あ
やられた。話をもどすわよ」
こいつと話てるとときどき違うほうにもっ
てかれるのよね。
明日香「わたりぐまって言うらしいんだけ
ど」
僕「わたりぐまそれってどんな話」
明日香「うーん。なんでもくまのぬいぐる
みが人から人へとわたって行くらしいのよ
ね」
僕「そうなんだ」
そういえば先輩からくまをもらったけど結
局明日香に見つかって欲しいって言うから
あげたんだっけ。
僕「そういえば明日香あのくまのぬいぐる
みどうしたの?」
明日香「ああれね。知り合いの子が欲しい
って言うからあげちゃったのよ。まずかっ
た」
僕「いや。それはいいけど。それって僕が
あげたのがわたりぐまじゃ」
明日香「えそうなの。たしかに最初は欲し
かったけど後はどうでもよくなったのよね
。不思議よね。あんたはあんたは何か感じ
たの」
僕「僕は僕は何にも感じなかったんだよね」
明日香「まああんたはかわってるからね。
いろいろと。そういえばあんたは誰からも
らったのあれを」
僕「先輩だけど」
明日香「先輩って誰だっけ」
僕「高樹先輩だけど」
明日香「あ。ああ。あの人ね」
あの人もたしか変り者ってうわさよね。
明日香「で先輩は誰からもらったの?」
僕「いや。それがしらぬまに部屋にあった
みたいなんだ」
明日香「え。あ・・・・・・」
僕「・・・・・・」
明日香「・・・・・・ちょちょちょっとま
った」
僕「どうしたの?」
明日香「どどうしたもこうしたもないんで
すけど」
僕「そそうなんですね」
明日香「そうよ。いまのはなしのなかであ
まりにもききずてならないことばがあった
んだけど」
僕「へ。どれかな?」
明日香「おい。あんたはあんたはほんきで
そういってるの」
僕「そそうだけど」
明日香「いやしらぬまにしらぬまに部屋に
あったってこれはこれはNGでしょう。ち
ょっとそれ怖いんですけど。あんた。あん
たあんた。まさかおもしろそうと思っても
らったのね」
僕「ピンポーン」
明日香「ピンポーンじゃないわよ。ピンポ
ーンじゃ。あたってもうれしくないわよ。
私は私は知らずにそれをもってたのよ」
僕「そうだね」
明日香「そうだねじゃないわよ」
僕「ではどうしろと」
明日香「そういうときはいいなさいよ。そ
ういうなんとかぶっけんは」
僕「ぶっけん?」
明日香「そうよ訳ありぶっけんよ。いや不
動産ではあるのよ。家で誰か死んだとか幽
霊がでるとかそういうやばそうなやつのこ
とよ」
僕「そうなんだ」
たしかあの時はいえる状態じゃなかったん
だけど。よこせって言われてたような。と
りつかれてたのかな。
僕「ごめん。こんどから気をつけるよ」
明日香「まあ何もなかったからゆるしてあ
げるわ」
そうよ。こいつは時々考えられないことを
するのよね。昔こいつの家にいったらまね
きんの頭だけあってマリーって名前つけて
たし。きみが悪いからすてさせたけど考え
られないことをするのよね。私があれでど
れだけ悪夢にうなされたかそのおかげでま
ねきんが少し苦手なのよね。
僕「でそのくまが何かしたとかの話はある
のかな」
明日香「それはないわね。ただ人の間をい
ききしてるだけみたいね」
僕「もしかして名前があるのかな」
明日香「名前ね。なんかあったような。ジ
ェーン・キャシー何だったかしら?たしか
メ」
僕「メ?」
もしかしてメアリとか。
明日香「メリちがうわね」
おしいあと少しだ。
明日香「そうそう。たしかメメメ。あ思い
出したわ」
やっとメアリが。
明日香「メンドーサよ。そうよメンドーサ」
僕「ええーメンドーサそれって名前なの」
明日香「外国の人のはわかりにくいからな
んともいえないけどたしかそうよ」
僕「メンドーサメンドーサ。これはショッ
クが大きすぎる。メンドーサなんていいひ
びきなんだ」
僕の中でメアリがいなくなっていた。メン
ドーサなにか感じるものがある。
明日香「ねえ。そういえばさっきから気に
なってたんだけど何。そこに何かあるみた
いなんだけど。何かこっちをのぞいてるみ
たいな。あれってくまのぬいぐるみみたい
な。まさかね。まさかい行くわよ」
僕「え見にいかなくていいの」
明日香「いいのよ。いくわよ。めめいれい
よ。あんたもかえりにあってもちかづいち
ゃだめよ」
僕「わわかった」
かかわっちゃだめってわたしのなにかがさ
さやくのよ。早く早くここからぬけないと
やばい。やばいは絶対。
ここまった。かかわりたいってぼくのなに
かがさけぶんだ。どうしたら。だが命令は
絶対だ。
明日香「そういえばあんたあのくまに何か
した」
僕「え。ああよごれてたからあらってあげ
たけど」
明日香「そう。そうなの」
まさかね。まさかあんたをきにいってまた
やってきたとか?でもああ考えないように
しよう。忘れるのよさすがに怖いから。
僕と言えばやはり来てしまったのだ。やは
りこうきしんにはかてなかった。
僕「ん」
何かがあってはっきりみえないけどもしか
してあのくまかな。メンドーサなのか?近
づいていってびっくりすることになる。こ
れはこれはなんだ。それはあまりにも強烈
だった。わかったことはあのくまではない
ことだった。どうしてかというと右目の部
分に眼帯がしてあったからだ。しかしさら
に強烈なことがこれは明日香に見せられな
いな。そうぬいぐるみは首から下がなかっ
たのだ。誰のいたずらかはわからないがと
にかくこれはあのくまでもないしメンドー
サでもなさそうだ。ここにはもうようはな
いな。だがあのくまも気になる。そう僕は
あのくまの頭を埋めることにした。明日香
が見てショックを受けるかもしれないし。
有る場所にうめたのだ。ちゃんとわかるよ
うに目印をしてかんぺきだ。そうだよなあ
のくまがメンドーサという確証もない。結
局何もわからずじまいだ。家に帰ってぼー
っとしてると。
はは「ただいま」
するとははが帰って来た。
僕「おかえり」
はは「あのね。さっき知らない人からこん
なものもらったんだけど」
僕「え何もらったの」
はは「ぬいぐるみなんだけど」
僕「なんのぬいぐるみ」
はは「それは見てのお楽しみ。でも不思議
よね。なんか受け取らないとだめな気がし
てもらっちゃった」
僕「え」
それってあのくまメンドーサなのか。
僕「でどれなの」
はは「これなんだけど」
ここれは僕は凍り付くことになる。そのく
まは眼帯をしていた。体が体があったのだ
僕はある結論をだした。こいつはこいつは
こいつはメンドーサ2号にしよう。僕の部
屋には今はメンドーサ2号がいる。明日香
はまたくまのぬいぐるみがあって不思議が
ったがこんどは欲しいとは言わなかった。
あのくまのぬいぐるみがどこにいったのか
まったくわからない。明日香があげた子も
誰かにあげたそうだ。今はどこにあるのか
まったくわからない。また一つ気になるこ
とがあった。あの首だけのくまだ。たしか
めよう。僕は埋めた場所に行ってほりかえ
してみた。しかしおかしい。ないないぞ。
たしかにここにうめたのに。まわりをさが
してみたがくまの頭はみつからなかった。
僕は笑っていた。おもしろいなよくわから
ないけどこんなことがあるんだ。もうここ
にいてもしかたがないや。家に帰ることに
した。メンドーサ2号を見た。にやりと笑
って見えたのは気のせいだろうか?今も僕
の部屋にはメンドーサ2号はいる。ときど
きスプーンやフォークをもってるように見
えるのは気のせいだろう。しかし不思議な
ことがある。これだから人生おもしろい。
この後何がおきるのか面白いことがおきれ
ばいいなと思う僕であった。
暗闇から一人の男が現れる。
ポッカ「みなさま。初めましてミステリー
ワールドのポッカです。以後おみしりおき
を世の中には時々ですが不思議な事がおき
たりします。もしもあなたの部屋ですがあ
る日突然くまのぬいぐるみがあることにな
ったら。そして急にいなくなったら。それ
はわたりぐまかもしれません。そうあなた
は知らぬ間にこちらにミステリーワールド
にいるかもしれません。そう今日からあな
たもこちらの住人なのです。ではまたおあ
いしましょう。次にあうときあなたがこち
ら側かそちら側かそれは誰にもわかりませ
ん」
そう言って男は暗闇に消えて行く。