エンジェル―248・ちょうどいい○○○○
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こちらでは。
声が聞こえた。
カバディカバディ。
カバディカバディ。どうやら決着はつかん
かったみたいやな。
声が聞こえた。
そうやな。
家についた。家は2階建ての一戸建てだ。
鍵は合鍵がある。
「ガチャン」「ガラガラガラ」「ただいま」
人がいるかわからんがそう言って中に入る
声の大きさは普通だ寝てるとまずい。すると
階段に上がる途中の妹がいた。飲み物でも飲
んでいたのかそんな所だろう。妹の首が機械
仕掛けのようにこっちを向いた。
「ギギギギギギ」
そんな音がした気がした。そういえばアニ
メで人間なのに人形みたいなやつがあったな
たしかこんな感じか。
妹「ケケケケケケケケ姉ちゃんおかえり。
ケケケケケケケケ」
これが私の妹だ。実に変わってる。とても
ユニークだ。
「トタトタトタ」
妹はすぐに奥に行った。
妹「ケケケケケケケケかあちゃん姉ちゃん
帰って来た。ケケケケケケケケ」
「トタトタトタ」」
母親に言ってすぐに二階に上がって言った
どうやら姉とのふれあいタイムは終わったみ
たいだ短い。妹は自分の部屋に戻ったみたい
だ。遅いからもう寝るのかもしれない。
母「あらおかえりごはんはいいんやね。お
風呂入るんやろう」
「お風呂にだけ入ってその後寝るから」
母「そういえばあれこの前の美味しかった
わ又頼むな。ああじゃあ部屋で布団ひいと
くわ」
「ああおおきに」
母親は私が送ったやつの事を言ってるわけ
で私は母親のリクエストにあったものをネッ
トで買ってこの家に送ってる週1か週2だ。
みんな食べ物だ。とんでもない事を言われる
よりましだ。いきなりこれ欲しいから何十万
送れとかだ。もちろん料金はこちらで払って
る。父親は出張みたいだ。私が家に帰って来
るのは風呂に入る為だ。うちの家は風呂が大
きい。私が住んでる場所の風呂は小さいのだ
しかたないマンションだからお湯を浴びて。
「バシャッ」
髪の毛洗って体を洗って湯船に入る。
「ああ」
思わず声がでる。
「バシャッ」
顔にお湯をかける。
「ああ」
声が聞こえた。
おっさん。
誰がおっさんや。
ちょうどいい湯加減だ至福の時だ。
「ああ」
風呂に入るかいって入る為に来てるからそ
れ以外はないんやけどな。でもさすがにそれ
は言えんわ。
声が聞こえた。
そりゃ言ったら人としてダメやろう。
だから言わんて言ってるやろう。
声が聞こえた。
おまえなんか気いたってるな。もしかして
あの日か?
あの日やとおまえそんなわけあるかい。た
だなんかな落ち着かんねや。
声が聞こえた。
我が家なのにな。
はあーそれ嫌味か。