きこう2―5・才能
文章のフォーマットを統一しました。
そのとばをみはってると二日目で。
はやぶさ「お茶が入ったよ」
たか「きやがった。やはりこのとばにかよ
っていやがったか」
とら「しかしさすがれすね。よくそこから
見えるもんれすね」
はやぶさ「たかの目はとおくがみえるから
ね。しかも夜目もきくからね」
とら「かんぺきれすね」
たか「時間がかかるかもしれないが出てく
るまでまつぞ。やはり茶はうまいな」
とら「うまいれす」
はやぶさ「だね。みんなだんごはいるかい?」
とら「もらうれす」
たか「おれも」
はやぶさ「あたしもいただこうか」
今はいったばかりだ。しばらくはでてこな
いだろう。3時間後きこう11が出てきた。
たか「おーあいつずいぶん金をつかったみ
たいだな。しょっぱい顔してやがる」
きこう11「くそくそくそ。なんでなんで
勝てねんだよかなり使っちまったじゃねか
まあいいかまた村を襲えば」
たか「はやぶさでばんだ」
はやぶさ「あいよ」
たか「とらおれたちはたいきだ。あぶない
ので近づくんじゃないぞ」
とら「何がおこるんれすか?」
たか「それは後で教えてやる」
はやぶさがきこう11に声をかけます。
はやぶさ「兄さん。ちょっと見てほしいも
のがあるんだけど」
きこう11「だれだおまえは?」
はやぶさ「いいものがあるんだよ。みるだ
けでもみてみないかい」
きこう11「なんだ見てほしいものって?」
はやぶさ「これなんだけどね」
そうしてはやぶさが出したのが水晶でした
ただ水晶には何かついてました。
きこう11「これはすげえ」
はやぶさ「もっとすごくなるよ。みててみ
な」
するとすいしょうがかがやきだしました。
きこう11「おー。おー」
はやぶさ「かかったね」
きこう11はその水晶を見たとたん動きが
とまりました。
はやぶさ「あんたには聞きたいことがある
んだ正直に答えてもらうよ」
きこう11「ああわかった」
はやぶさ「あんたたちが次に襲う村といつ
襲うかを教えな」
きこう11は聞かれたことをしゃべりまし
た。
はやぶさ「ごくろうさん。後はすきにして
いいよ。それとこのことはわすれるんだい
いね。じゃあ10かぞえるんだ。そしたら
おまえはもとにもどる。ただしこのことは
忘れてしまう」
きこう11「12345・・・・・・10
。おーおれは何をしてたんだ。まあいいか」
はやぶさが帰ってきた。
はやぶさ「わかったよ」
たか「さすがだな」
はやぶさ「あいついっそのこといぬにでも
してやったらよかったかね」
たか「おい。そんなことしたらやつらを退
治できなくなるだろうが」
はやぶさ「わかってるよ冗談さ」
とら「あの何をしたんれすか?」
はやぶさ「それはここにある水晶を使った
んだよ。ただし見るのはだめだ。おかしく
なるからね。これはその修行をつまないと
だめなのさ」
たか「おれにもつかえねんだ。これはさい
のうというよりあいしょうだな。たいてい
はこの水晶にたえられない。ごくたまに大
丈夫なやつがいるんだがとらよためしてみ
るか」
とら「えきけんじゃないのれすか」
はやぶさ「大丈夫だよ。かげんができるか
らね。調整するからまってな。よしじゃや
ってみな」
とら「ではやってみるれす」
結果は。
はやぶさ「残念だね。才能無しだよ」
「ガーン」
とら「凡人にもなれなかったれす」
たか「いや凡人はないからきにするな。有
りか無しだけだ」
とら「そうなんれすね」
って凡人ってなんなんだ?
たか「これはたえられるかたえられないか
だけだ。では準備してやつらをつかまえる
ぞ」
はやぶさがたかにいいました。
はやぶさ「しかしまったくたえらないとは
あるいみめずらしいね」
たか「おい。それはとらにいうんじゃない
ぞ」
はやぶさ「わかってるよ」
本当は段階があるんだがまさか一番下でも
無理とはこれも才能かもしれねえな。その
日がきた。やつらが村を襲う日が。




