表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
1243/1733

エンジェル―189・サンマ様

文章のフォーマットを統一しました。

 声が聞こえた。

 ならあれはなんや?

 あげなす様のお通りだい。

 声が聞こえた。

 はあーなんやそれ舐めてんのか?

 どエス舐めてへん。これは超マジな話や。

 声が聞こえた。

 そうだっちゃ激マジの話だっちゃ。

 声が聞こえた。

 だからどういう事やねん。わかるように説

明してくれや。

 あげなす様は突然現れてあげなすの宣伝を

していく存在なんや。

 声が聞こえた。

 たしかにそんな気もしたけどなんかおかし

かったやろう。

 どエスそれは人間心理の話や。

 声が聞こえた。

 どういう事やねん。

 つまりやなすはあげなす夏はあげなすって

言われたらああそうなんかみたいな感じで終

わってしまう。次にあれってなんやってんや

ろう。さあーみたいな話になる。ところがい

きなりわけのわからん事をただしやこれは英

語で言っても意味がない。相手がある程度分

かる事で考えさせるように言うのが大事なん

や。しかもあげなす様はこっちの真似もして

くるしな。

 声が聞こえた。

 つまりあれは記憶に残す為の演出って事か。

 そうやな。

 声が聞こえた。

 そうだっちゃ。

 声が聞こえた。

 それはわかったけどな。やつの真の狙いは

なんや。まさかあげなすの事をほんまに広め

ようってわけちゃうやろう。

 そこは謎やな。他に目的があるのかないの

かそれはわからんな。

 声が聞こえた。

 たぶん他の目的はないっちゃ。

 声が聞こえた。

 そうなんか?

 ああ私もそう思う。あれは自分の好きなの

ものを広めたいってだけの気がするな。

 声が聞こえた。

 もしかして他にもおるんか?

 ああサンマ様がおるな。

 声が聞こえた。

 サンマ様がおるんかかなりサンマはメジャ

ーな気がするけどな。

 たしかにそうやな。サンマを知らんやつは

おらんやろう。特にダイコンおろしとよくあ

うからな焼いたサンマは。

 声が聞こえた。

 サンマと言えば秋か。

 ああだがな最近元気がないんやサンマ様。

 声が聞こえた。

 なんや年か?

 声が聞こえた。

 違うっちゃ。

 ひめの言う通りや。

 声が聞こえた。

 じゃあなんなんや。

 最近日本でサンマが取れんようになってき

たからな。

 声が聞こえた。

 そういう事か。

 声が聞こえた。

 元気ないっちゃ。

 思うんやけどな。そのうちサンマ様は絶滅

危惧種になるかもな。

 声が聞こえた。

 絶滅危惧種なんか?

 そりゃそうやろう。サンマが店に出なくな

ったらサンマ様の存在も価値もなくなる。な

んせ宣伝してもないんやからな。

 声が聞こえた。

 悲しい話やな。

 声が聞こえた。

 うちもサンマが食べられないのは残念だっ

ちゃ。

 声が聞こえた。

 俺もサンマ様に会いたくなったな。

 おまえ会ってどうするねん。

 声が聞こえた。

 いや元気だせってムチ打とうと思ってな。

 おまえ死人にムチ打ちか?

 声が聞こえた。

 ちょっとまてまだ死んでへんやろう。

 じゃあ弱った人にムチ打ちか?

 声が聞こえた。

 それともムチムチけ?

 声が聞こえた。

 ムチとムチムチはああ。

 声が聞こえた。

 どうしたっちゃ。

 声が聞こえた。

 なんでもない。

 さすがやな。

 声が聞こえた。

 もうこれはなれやな。

 声が聞こえた。

 何の話だっちゃ。

 どエスは賢いって事や。

 声が聞こえた。

 あ確かにどエスは賢いっちゃ。

 ああそういう事や。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ