第四十七章 きこう2・だんご売りは見た
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まためずらしく登校中に先輩に会いました。
高樹「実は不思議な事があってな」
僕「どうしたんですか?」
高樹「なぜか私の部屋にくまのぬいぐるみ
があったんだ」
僕「誰かが置いたんじゃないんですか?」
高樹「それが誰も知らないっていうんだ。
なんか見られてるみたいで変な気分だ」
僕「不思議ですね。じゃあいらないならく
ださい」
高樹「ぬいぐるみが好きとは知らなかった
。それにそんなぬいぐるみは不気味じゃな
いか?」
僕「ぬいぐるみはかってに歩きまわったり
しないでしょうしそれならそれでおもしろ
そうです」
ほうときどきだが変わった反応をするな。
高樹「そうか。ならこんど持ってくる」
僕「お願いします。つけたい名前があるの
で」
高樹「名前?それは?」
僕「それは秘密です」
高樹「そうか」
秘密か名前か私ならしりしりで決定だがあ
まりに入手先が不明だからな。手元におい
ときたくないのが本音だ。私はわけのわか
るのは問題ないがわけのわからないのは苦
手だ。どれくらい苦手かと言うと変態忍者
はそう言うのが得意みたいなので聞いた話
だがたぶんその時はやつにたよってしまう
ぐらい苦手だ。いかんであるがしかたがな
い。私がやつの首をしめながら。いやいや
さすがにそれはまずいな。まあたのめば何
とかしてくれるだろう。ただたのんでもだ
めな場合は実力行使もありうるが。
高樹「ではこの前の続きを聞かせてくれ」
僕「そうですね。お手してくれたらいいで
すよ」
「さっ」
はや。冗談だったんですがいえなくなりま
した。
高樹「やったぞ話てくれ」
僕「その前に僕の手を離してください」
高樹「おー気がつかなかった」
まあこれは本当だろう。しりがらみでない
から。
僕「ではいきます」
ここから僕の話が始まります。きこう1は
あいかわらずだんごを売ってました。おっ
と。人がそこそこやってきた。チャンスだ。
きこう1「だんごだんご。だんごはいらん
かね。やすくてうまいだんごたよ。だんご
はいらんかね」
声かけにより人が集まってきました。今日
はそこそこお客がいましたがさっきはけて
今はひまになってました。
きこう1「やっとおちついたな」
するとどこかで見たひとがきました。
きこう1「だんな。だんなじゃないですか」
それはきこう3でした。例のことが気にな
ってたのでさっそく聞いてみました。
きこう1「鬼にひどいめにあったそうです
ね」
すると。
きこう3「いえ。鬼とは戦ってないのれす」
きこう1「はて?鬼と戦ってない。どうい
うことですか?」
きこう3「実はれすね」
話をきくと実はつれていたやつらが寝てる
間に荷物やみぐるみを奪ってにげたそうで
す。
きこう1「あいつらですか」
どうやら悪いやつだったみたいです。ふん
どしいっちょうのところを見つかって記事
されたそうです。まあそれでてきとうにか
かれてしまったみたいです。さいわい刀だ
けは隠してあって助かったらしいです。
きこう1「あいつら。ゆるせね。だがその
前におれが鬼退治を手伝ってやるぜ」
きこう3「へ。手伝ってくれるんれすか?」
ああ。相棒を今からよぶから。すると笛を
だしてふき始めました。ピーヒョローピー
ヒョロー。鳥の声のような音でした。する
と。
きこう2「よんだかい」
きこう2があらわれました。きこう1はき
こう2に話をしました。
きこう2「じゃあ私たちでいっちょうやっ
てやろうじゃないか」
きこう1「そういえば刀もってませんね。
どうしたんですか?」
きこう3「それがれすね」
どうやらかたなは売ってふくやらなにやら
になってしまったみたいです。
きこう1「それも含めてまかせな」