エンジェル―130・ねこ
文章のフォーマットを統一しました。
エリアン「おまたせしました。え男と女の
話ですね」
との「そうよどうしたの」
エリアン「いえちょっと考え事をしてしま
って」
との「ああ確かにもう遅いしでも連絡はし
たのよね」
エリアン「ああそれはしてますよ」
との「それとも明日朝早くから出かける用
事があるとか」
エリアン「いえそういうのもありません」
との「そうわかったわ。じゃあお願いでき
るかしら」
エリアン「実は男が一回だけでいいからっ
て言うんです」
との「それで」
エリアン「あの」
との「どうしたの」
エリアン「いえなんでもありません」
まさかあの部分から変わってたのか。
声が聞こえた。
わかったみたいだね。
あのもしかして便乗したんですか。
声が聞こえた。
それは便乗するでしょ。バレルとまずいし
。われながら名演技だったと思うわ。
確かにそうですね。名演技ですね大丈夫で
すかすがでてますよ。
声が聞こえた。
なんのことかなにゃ。
ああなんのことかって忘れましたよ。遠い
昔の話です遠いね。僕は今やるべき事をや
らないと。2回目だけど面倒だけどやらな
いといけない。だって男の子だから。
エリアン「それで始まるんですが女がおま
えは悪い子だって言うんですよ。その後た
たく音がして」
との「それで」
エリアン「男がママ許してって言うわけで
す」
との「はあーそれでもしかしてそれで終わ
りなのもったいつけてこれで終わり」
エリアン「いえそれが何回も続くんです」
との「ふーん一回だけじゃないのね」
エリアン「たぶんですがいいですか」
との「何か考えがあるのね言ってみて」
エリアン「1セットが一回かと」
との「なるほどそういう事ね。それならわ
かるわ。それでどうなったの」
エリアン「それが続くんですが女の方がも
ういいでしょって言うんですが男がもっと
頼むって言うんです。そう言えば君はすば
らしいとか言ってました」
との「すばらしいね。それでどうなったの」
エリアン「だんだんとやってるうちに女の
口調が荒々しくなってきます」
との「実に興味深いわね。それで」
エリアン「男は止めようかって言ったら女
がまだよまだこんなんじゃ止められないっ
て言うんです」
との「それでどうなったの」
エリアン「最後は二人共疲れたみたいで終
了って感じです」
との「なるほどわかる気がするわ」
エリアン「え何がわかるんですか」
との「いいこれは人間心理の話なのよ」
とたんに難しい話になりそうです。
声が聞こえた。
さすがとのだね。やっぱりとのはこうでな
くっちゃだね。
はーい。さっきのはなんだったんだ悪夢だ
ったのか。
声が聞こえた。
何を言ってるのかにゃー。
どういう事ですか。
声が聞こえた。
あれも現実かにゃー。
あのなぜかネコになってますよ。
声が聞こえた。
ああそうかな。かなかな。
よく考えたらひぐらしですかひぐらしの鳴
く頃ですか。