エンジェル―122・おだいじに
文章のフォーマットを統一しました。
エリアン「まってたんですね。狂言八号で
すか」
との「もしかして中堅ハチ公って言いたか
ったのハチしかあってないし」
エリアン「なんかそんな感じと思ったら言
ってしまいました。まあこれって人それぞ
れですよね」
との「まあそう言われたらそうなんだけど
ああ信じるか信じないかわからないけどな
んかね。助けてって呼ばれた気がしたの。
声とかじゃなくその感覚でね。しかもかな
り遠くから体からのメッセージか元の魂の
願いかはわからないけどでもこればっかり
は私もはっきり言えないんだけどでももし
かしたら私が体に入れたのは許可してもら
えたかも」
エリアン「どういう事ですか」
との「人の体に魂が入れるのは一度だけ赤
ちゃんとして生まれる時よ。その後はもう
通常は入れないわ。これは一人用って事ね
。でも中の魂が許可すれば入れる事もある
って事よ。いわゆる多重人格ってやつね」
エリアン「どうしてそう思うんですか」
との「考えたらわかるでしょ。人格なんて
簡単に作れないわ。しかも本人が体験して
無い事とかしかも内容があまりにも複雑す
ぎるのよ。もし生まれるなら年齢も同じか
それより小さい事になるわそれに兄弟的な
ものになるでしょうね。環境が同じなら。
でもこれは考えられるのはセーフティー機
能ね」
エリアン「セーフティー機能ってなんです
か」
との「つまり一度入ったら魂は出られない
。そうなると魂が職務放棄をすると困るわ
けよ。なので特別な対応として他の魂を入
る事を許してると考えると筋が通るのよ」
エリアン「ああそうなんですね。それでど
うなったんですか」
との「体の元の魂は戻ってきたわ。一ヶ月
後なんだけど私も諦めていて本格的にこれ
からどうしようかと考えてたんだけど」
エリアン「一ヶ月ってどういう事ですか」
との「ああまあなんて言うかトラブルよ。
幽体離脱って無敵じゃないからあるのよ色
々と」
エリアン「そうなんですかトラブルって何
ですか」
との「そそれはさすがに言えないわ。幽体
にとっては大変な事だからまあ注意はした
けどね」
エリアン「そんなに重大な事なんですか」
との「肉体の死につながる事だから言えな
いわね。まあエリアンが幽体離脱できたら
教えてあげるけど」
エリアン「ああそれって教える気がないっ
て事ですよね」
との「ああさすがにわかったみたいね」
エリアン「それでどうなったんですか」
との「それは大変だったわ。元の魂ね。私
は姫って呼んでるんだけど」
エリアン「え姫ですかとのと姫ですか」
との「そうよ何かおかしい」
エリアン「いえそのなんと言うかおだいじ
に」
との「どどういう事」
エリアン「あまあ本人達がいいなら好きに
してというか僕が何を言っても意味が無い
と言うか」
との「それでどうしてそうなるの」
エリアン「いやそれらを考えるのが非常に
面倒と思ったらなんかでてきました。はい」
との「まあそう言われればそうかもバカに
されてるわけでもないみたいだし」
声が聞こえた。
とのは納得したみたいだけどねえ本当にそ
うなの。
するどい。するどすぎます。
声が聞こえた。
それじゃあわからないんだけど。
二人共仲がいいですねって言いたかったわ
けです。仲良しですねって。
声が聞こえた。
それだけ。
それだけですよ。
声が聞こえた。
フフンまあいいか今回は何を考えていたか
は聞かなかった事にするね。
助かります。




