エンジェル―121・オ○○
エリアン「それでいったいどんな話なんで
すか」
との「そうね。どこからいったらいいいの
か私は旅をするのが好きなの」
エリアン「旅何の話ですか旅って関係する
んですか」
との「関係あるわ。旅は旅でもね。頭の中
でよ」
エリアン「えーそれって本当に関係あるん
ですか」
との「あるよいえあるわ。旅って言い方は
大げさだから移動ね。頭の中でさも自分が
体験してるように移動するの但しできるだ
けリアルによ」
エリアン「はーい。意味がわかりません」
との「ああ本に書いてあったのよ。そんな
方法があるって」
エリアン「何の本なんですか」
との「うふ内緒よ。それに何の本かは問題
じゃないわ。問題はどうすればできるかよ
。それとその方法ね」
エリアン「それでできたんですか」
との「誰もができるとは言わないけど私は
ね」
エリアン「ほんとうですか」
との「嘘よ。あら騙されたわね。なんて言
うわけないじゃない。それから私は本当に
色々な場所に行けるようになったのこの能
力は小説を書く上で色々と役にたったわ」
エリアン「あのそれでも信じられません」
との「ならそれは後で証明してあげるわ」
エリアン「しょ証明ですか」
との「そうよ。証明って大事でしょ。もち
ろん証明できる事はだけどね」
エリアン「どういう事ですか」
との「残念だけどこの世の中には証明でき
ないものもあるって事よ」
エリアン「はあーいまいち理解しにくいん
ですが」
との「まあそれが普通だから安心しなさい
。ただそれが問題なんだけどね」
エリアン「はあーわかりません」
との「問題は私はいつものように幽体離脱
をしていたわ。本当にいつも通りだったん
だけどちなみに体だけでもすぐに問題は発
生しないわ。まあ万が一の為にオムツはし
ていたけど」
エリアン「えーオムツですか」
35歳がオムツだと僕は恐ろしい秘密を知
ったんじゃないのか。
声が聞こえた。
止めなさい。それは不幸の扉だから。開け
たら大変な事になるわよ。
との「仕方ないじゃないもちろん小さい方
の為よもちろん保険だしね」
エリアン「ハアー」
との「それでいつも通り幽体離脱で戻って
来たら私の体は火事で燃えてたの」
エリアン「燃えた真っ白にオムツもですか」
との「冗談じゃないの。そうよオムツもよ
。つまり私は体を失ったのよ」
エリアン「それでどうしたんですか」
との「それは困ったわよ。鍵を無くして家
に入れないってレベルじゃないから」
エリアン「それはそう思いますが何の話で
すか」
との「まじめな話よ。でも本当に偶然なの
うろうろしていて魂のない体を見つけたの」
エリアン「それって」
との「そうよ。この体よ」
エリアン「えっと家主持ち主地主違うなん
て言えばその体の魂はどうなったんですか」
との「わからなかったわ。しかもひきこも
りみたいで家の人は気がついてなかったの
しかもこの肉体がかなりやばい状態だから
入ったわけ。するとすんなり入れて。その
後はいつ帰ってくるかわからない魂を待っ
てたわけ」