表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
1171/1736

エンジェル―117・やってしまった

 エリアン「どうしたら襲われるんですか」

 との「すごい言い方ね。まるで襲われたい

 みたい」

 エリアン「いやそのそういうわけじゃそう

 いうわけじゃないんですけど」

 声が聞こえた。

 お襲われたいの。

 いやなんていうか興味があるというかなん

 というか。

 声が聞こえた。

 ああそういうことね。

 との「そうね。難しいけどどうも夢の中に

 はなんらかの法則があるみたいでね」

 エリアン「法則ですか」

 との「そうよ。それをつつくと言うか刺激

 するというか」

 エリアン「つつくえー刺激えーつつく刺激

 つつく刺激ななんの話ですかハアーハアー」

 との「まちなさい変な話じゃないから」

 エリアン「えなんだそうですかつまらない」

 との「コラー何を言ってるの何を」

 エリアン「ああすいませんまがまがさした

 んです」

 との「そうじゃあそのまは没収ね」

 エリアン「ああそんな僕のまがもっていか

 れるああ」

 との「何をバカな事を言ってるの」

 エリアン「すいませんついのりで」

 との「とにかくやばそうなら近づかなけれ

 ばいいのよ」

 エリアン「それで大丈夫なんですか」

 との「ダメだけどね」

 エリアン「あかんやないですかなんですか

 それ」

 との「確かに確かに夢の中で自分をコント

 ロールできてもその時になったら何をする

 のか自分でもわからないのよ。だって人っ

 てそういうものでしょ。特にこれは個性の

 問題よ。やってしまったってあるじゃない」

 エリアン「やってしまった。たしかにそう

 ですね。じゃあ防ぐのは無理なんですか」

 との「難しいわね。なんせやってみないと

 何が起こるかわからないからそんな世界だ

 から何もしなければ何にも起こらないけど

 それで終わりだしああもちろんその世界感

 は楽しめるかもしれないけどちなみに何が

 正解で何が間違いかもわからないから。た

 ぶんその隠された何かを見つけるのも大事

 かもしれないけど実際まだよくわかってな

 いのマニュアルもなしでゲームをするよう

 なものよ何でもできるけど何が起こるかわ

 からないわけ」

 エリアン「何が正解で何が間違いかわから

 ないんですね。それはわかりましたがじゃ

 あ襲われたらどうすればいいんですか」

 との「戦っても勝てないから」

 エリアン「どういう事ですか」

 との「実際戦った事があるんだけどすぐに

 無理だと感じたわ」

 エリアン「それはいったい」

 との「夢の中で武器を使えば相手も武器を

 使うって事しかもパワーアップするの。そ

 こが普通の夢と違う所ね。俺は勝てるって

 人はチャレンジしてもいいかもしれないけ

 ど私はすぐにやばいと思ったから考えを変

 えたわ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ