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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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エンジェル―109・詐欺

 との「あわてないあわてないとは言わない

 けど落ち着きさない。それだけこのミッシ

 ョンは大変なのよ」

 エリアン「わかりました」

 との「マーズに残された方法は一つしかな

 かったわ何だと思う」

 エリアン「残された方法。あ赤いアイテム

 ですか」

 との「正解。どうやらカンニングはしてな

 いみたいね」

 エリアン「え」

 との「フフフ」

 どういう事でしょうか。

 声が聞こえた。

 さあね。でもとのはただものじゃないわ。

 そっちの感が強いのかも。

 感ですか。

 声が聞こえた。

 感って言ってもバカにしてはダメよ。時々

 獣並みの人がいるから。

 獣並みですか。

 声が聞こえた。

 まあ意味は違うんだけどね。わかりやすく

 言うとそうかも。あくまでも一般論よ。

 一般論じゃなかったらどうなんですか。

 声が聞こえた。

 そっちは難しいわね。霊的な方になるかも

 。上手く表現できないわね。

 そっちですか。

 声が聞こえた。

 現実にこれらは化学的にもありうるものと

 されてるのよ部分的かもしれないけど。一

 般にはわからないその分野で今はそれがど

 れだけ解明されてるかはさすがにわからな

 いけど確実に増えてるのは確かね。

 それって超能力的なやつですか。

 声が聞こえた。

 そうねそれが病的な物に扱われたりするわ

 ね。実際にやっかいなものだから本人にと

 っては深刻な話ね。それと例えプロセスが

 あっても未知なる世界は怖いのよ。教える

 ものがいれば別だけど。

 なるほど。

 声が聞こえた。

 今の返事がどこまでかは聞かないけどね。

 厳しいですね。

 エリアン「あの続きをお願いできますか」

 との「マーズはどうしたと思う」

 エリアン「またエンジェルさん助けてエン

 ジェルさんですか」

 との「正解よ。でも何て聞くかは考えたわ

 。で十日目のイベントで赤いアイテムをゲ

 ットするのはどうしたらいいかって聞いた

 わけ」

 エリアン「すごくたくさんポイントを要求

 されそうですね」

 との「所がエンジェルさんは感動してね。

 よく初めにそこに気がついたってエライ。

 おまえはエライって褒めてくれたわけ」

 エリアン「詐欺だ。転生詐欺だ」

 との「あらそれなら転生させるって言って

 させないやつに聞こえるわよ」

 エリアン「なんて言えばいいんだ難しいぞ」

 との「それで教えてくれたのがやはり武器

 ね至近距離からの攻撃。何故なら赤いアイ

 テムは出ても消える時間が早いの」

 エリアン「でもマーズは射撃が下手なんで

 すよね。まさか」

 との「そんな便利アイテムはないわよ。と

 言いたいけど」

 エリアン「あるんですか」

 との「あるの。この世界は色々あるのよ。

 つまりそれを知ってるか知らないかだけよ」

 エリアン「なんなんですか」

 との「それはね。カエルビリビリよ」

 エリアン「なんですかそれ」

 との「ガスだけどカエルだけを一定時間痺

 れさせて動けなくするの」

 エリアン「そんなのアリですか」

 との「アリよ当然。つまり調べないやつが

 愚かなの。もちろん手に入れる場所は又違

 うわ。所でこれで終わりだと思う」

 エリアン「えー終わりじゃないんですか」

 との「終わりじゃないわ。これでもまだ足

 りないの」

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