エンジェル―107・まじすげー
エリアン「あれ裏技みたいに聞こえますが
大変ですよ」
との「ふっ。知らないの人は裸踊りの為な
らどんな苦労も耐えられるよ」
エリアン「裸踊りまじすげー」
ああ言っててしんどいです。
声が聞こえた。
わかるわ。わかるわよ。
でも自分がその立ち場なら自信がありませ
ん。
声が聞こえた。
それって。やっぱり。
もちろん諦める事です。
声が聞こえた。
まあそんなものよ。女だってそうだし。
え女も裸踊りですかまじですかまじ裸踊り
ってまじすげー。
声が聞こえた。
コラー暴走しないの。いやいや女は貴金属
とか宝石でしょ。美味しい物とか。女の私
が言うんだからズバリそっち系よ。
なるほど。
エリアン「あのそれでどうなるかわかるの
で重複する部分は簡単にお願いします」
との「わかったわ。エコは大事ね。マルコ
は自分にウイルスを感染させやり直しに行
ったわ。彼はそれでマイクになったの。マ
イクは青のアイテムでポイントをためて聞
いたエンジェルの裏情報で道具屋に行って
防御力をアップするスーツを使って十日目
を戦ったわ。エンジェルの情報はさすがで
何もできなかったけどなんとか生き残った
の」
エリアン「すごいじゃないですかやりまし
たね」
との「確かにね。ジャックも褒めてくれた
わ。でもその後言われたジャックの言葉に
マイクは固まって何も言えなかったの」
エリアン「なんて言われたんですか」
との「よくやったじゃあ次はまた十日だな
って」
エリアン「まさか」
との「そうよ。これは十日毎にあるの」
甘くない全然甘くない。
声が聞こえた。
まあそんな感じがしたけど。
そうなんですか。
声が聞こえた。
なんとなくだけどね。
なんとなくですか。
声が聞こえた。
でももしかしたら毎日って事も考えられる
から十日毎はまだ救いがあるかも。
毎日これはどうにもなりませんね。
エリアン「それでどうなるんですか」
との「それはやってみないとわからないか
ら次の十日まで節約したわ。それでわかっ
たの」
エリアン「何がわかったんですか」
との「稼いだポイントはスーツに消えて結
局プラスにほとんどならないって」
エリアン「それってつまりやってもほとん
ど意味が無いって事ですか」
との「そうね裸踊りは無理ね。無理って言
うよりはるかかなたかしら」
厳しい。
声が聞こえた。
まあ確かにそうだけど実際なら生き延びれ
るわけだから。何の楽しみもないけどね。
今すごい事さらっと言いましたねああ地獄
じゃ。
エリアン「じゃあマイクはどうするんです
か」
との「そんなの決まってるじゃない」
エリアン「決まってるってあ」
との「そうよ困った時のエンジェルさん頼
みよ」
エリアン「やはりそれしかないんですね。
プランBですね」
との「そうよ。プランBにかけたの」




