コンビニ―4・じじらさないでがまんできないんだ
文章のフォーマットを統一しました。
ぼう有名ホテルで料理を作ってたがうちの
母はそのなかでも異形の存在だった。料理
というのは下ごしらえがあって初めて食材
が生きるのだがうちの母は何もせずにおい
しくなるからまさに化け物だ。だいたい料
理は目で盗めと言われるがうちの母のやつ
を見てもまったくやくにたたない。だんだ
んまわりが料理を作る気力がなくなってく
る。ある時は全員が見てる前で料理を作ら
せられたが見てたものにはまったく理解で
きなかった。あまりにも影響が強烈なので
ホテルはやめることにした。オーナーはか
なり引き止めたが。
僕「明日香うちのかあさんに持って来たっ
てことはただの肉じゃないよね」
明日香「よくわかったわね。実はかなり調
理が難しいと言われてるやつよ」
僕「そうなんだ。でいったい何の肉」
明日香「それはね」
僕「それは」
明日香「それはね」
僕「じじらさないでがまんできないんだ」
明日香「ふふふふ」
僕「何何その笑いは」
明日香「オアズケ」
僕「ワン」
ああこんな自分が悲しい。
明日香「まああまりじらすのもあれだしっ
てあんた何こかん押さえてもじもじしてる
のよ」
僕「だからがまんできないんだ」
明日香「トトイレぐらい早くいきなさい」
僕「だって行ってる間に明日香が帰ると思
って」
明日香「こ子供か。まだ帰らないからさっ
さといきなさい命令よ」
僕「トイレにいきます」
「ダッダダダダダ」