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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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エンジェル―80・線路

文章のフォーマットを統一しました。

 エリアン「実は僕の目の前を電車がすごい

 勢いで通り過ぎていきました。ああ踏切の

 音もしてました」

 との「それって線路がないのに走る電車ね

 。まさかここで起ってたなんて」

 エリアン「そう言えばなんで電車ってなん

 で線路なんですか」

 声が聞こえた。

 えーそれって今聞く。

 声が聞こえた。

 知りたいと思ったら聞きたくなるんや許し

 たってな。

 誰まあいいかいや前から知りたかったので

 あたりまえすぎていると思い誰にも聞けま

 せんでした。

 との「なんで線路かって決まってるわ。線

 路じゃないとあれは成り立たないの」

 エリアン「もうちょっと詳しくお願いしま

 す」

 との「そうね。私は天才だから教えてあげ

 る」

 声が聞こえた。

 さすがとのね。自分を天才と言うとは。

 とのはとのでとのなんですよ。

 との「ありがとうございます」

 との「つまりタイヤって言うのは摩擦が大

 きいのそれが問題になるの」

 エリアン「あのさらにもっとわかりやすく

 お願いします」

 声が聞こえた。

 なかなかピントがあわないカメラみたいね。

 いや僕もマジなんですが。

 との「つまり線路と電車の車輪だけど摩擦

 が小さいのツルツルでしょ。だから最初は

 パワーがいるけど動きだしたら氷の上をす

 べるようにパワーがいらなくなるの。だか

 ら車両を何両も連結して走れるのよ。いっ

 たん動きだしたら加速もパワーが少なくて

 できるし後はブレーキをかけるだけだから

 。つまりエネルギーの効率をよくする為に

 線路と車輪なのよ」

 エリアン「つまりタイヤなら無理って事で

 すね」

 との「そうどれだけ燃料の電気がいるかわ

 からないわ。ちなみに電車にはテクニック

 があるの」

 エリアン「なんですかテクニックって」

 との「電車を観察してたらわかる事よ。上

 手い下手があるのよ」

 との「そうなんですか」

 との「上手い人は電車を発信させる。徐々

 に加速して行くそしてある場所から徐々に

 減速していくこれにより揺れが少ないの。

 でも下手な人は加速して行ってどんどん加

 速していきなりブレーキをかけるみたいな

 だから電車に乗っていても揺れが全然違う

 わ。前者の人の運転は揺れがほとんどない

 けど後者の人の運転は揺れまくりね」

 エリアン「なんでそんな事がわかるんです

 か」

 との「だって私一番前で見てたから運転を

 ああこんなに人によって違うんだってスピ

 ードの表示を見てたらわかるしまあそれか

 らわ乗ってるだけで上手い下手がわかるよ

 うになったけどああ今日の人は上手いなと

 か」

 エリアン「さすがとのよく見てますね」

 との「そうよ観察は非情に大事なの作家に

 はね。逆に言うと何かあった時に下手な人

 は止まるのも時間がかかるって事になるの

 よ。でもね基本車みたいに電車は止まれな

 いのわかった」

 エリアン「はい。それでとのはその時何も

 感じませんでしたか」

 との「ああその電車が通った時ね」

 エリアン「何か感じませんでしたか」

 との「感じたわよ。でも軽い違和感ですぐ

 に消えたわ。何か通ったってそれが何かわ

 からないしそれがわからなくても問題がな

 いそんな感じよ」

 エリアン「なんか優等生の答えですね」

 との「まあ人間ってその程度って事よ」

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