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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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エンジェル―75・ロマン

文章のフォーマットを統一しました。

 との「後は不思議な本屋だけね」

 エリアン「あのすいません。本屋ですが僕

 は行けません」

 との「えどうして」

 エリアン「あそこに行くのはこの本を返し

 に行く時だけだからまあ約束ですね」

 との「ああなら私だけで行って見るわ。悪

 いけどエリアンはここで待っていて」

 エリアン「はい」

 とのは行ってしまった。僕は時計を見た。

 時間的にはまだ大丈夫だ。ここからは電車

 を三つも乗り換えないと帰れないとんでも

 ない場所だ。そういえばパンツで思いだし

 ました。

 声が聞こえた。

 何を。

 マジな話ですがパンツを冷蔵庫に入れて冷

 やして売る冷やしパンツかアイスパンツっ

 てやつです。

 声が聞こえた。

 何それ。

 女の人のパンツを冷やして売るんですよ。

 話でははいてもよし頭にかぶってもよし。

 顔をふいてもよしって売り文句でした。

 声が聞こえた。

 そんなのが売れるの。

 売れたみたいです。もちろん未使用ですよ。

 声が聞こえた。

 嘘みたいな話ね未使用でも。

 それでその時のパンツがしまぱんだったん

 ですよ。店の人が色々考えたそうですがし

 まぱんになったってなんでもしまぱんは男

 ロマンって言ってましたね。

 声が聞こえた。

 ああ男のロマンも色々あるから。

 ですよね。さすがにとのは戻ってこない。

 さっきとは距離が違う。そんな時だ。

 「プワーン」「プワーン」

 何か音が左から聞こえた。なんだ。

 エリアン「うわー」

 僕は叫んで口を押えた。

 「カンカンカンカン」「カンカンカンカン」

 突然音が。

 「シューーーーウ」「シューーーーウ」

 目の前で何が起こってるんだ。

 声が聞こえた。

 どうしたの。

 今普通のサイズの電車が目の前を通過して

 ます。

 声が聞こえた。

 えそれがどうしたの。

 ここって商店街みたいな所で人がいっぱい

 いる場所なんです。近くに線路なんてあり

 ません。

 「シューーーーウ」 

 声が聞こえた。

 まさか。

 左からやってきた電車みたいなものは右に

 行って見えなくなりました。一瞬でしたも

 う見えません。しかも踏切の音まで聞こえ

 るとはどうなってるんだ。

 声が聞こえた。

 テッちゃんなら大喜びね。

 えそこですか。

 声が聞こえた。

 冗談よ。でも踏切の音や電車の音聞こえた

 わ。

 そっちでも聞こえるんですね。そういえば

 おかしな事があります。

 声が聞こえた。

 何のこと。

 実は叫んでしまったんです。

 声を出して驚いて。

 すぐに止めましたがでも誰も反応してませ

 ん人がこんなにいるのに何が起こってるん

 だ。

 声が聞こえた。

 わかったわ。

 何がですか。

 声が聞こえた。

 その本のせいよ。きっとそうよ。

 この本確かに今までこんな体験した事がな

 い。

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