エンジェル―64・トントン
文章のフォーマットを統一しました。
一部文章の間違いを修正しました。
声が聞こえた。
そうだったのか。
声が聞こえた。
まだまだみたいね。罠とはぱっと見罠と見
えないのよ本物はね。
本物かいやそんな事を考えてる場合じゃな
い。
エリアン「いえ単に前にテレビで聞いただ
けですよ」
との「ふーん」
これはダメなのか。
声が聞こえた。
私にはわかるこの人は頭がいい。
それは認めるとのは頭がいいだが変態だ。
声が聞こえた。
そうねそれは承認します。
との「まあそういう事もあるかも」
助かった。だがとのの顔は油断できない。
とのは店員を呼んでカルビを注文した。だ
がロースも注文した。
との「カルビの後はロースよ」
すばらしいカルビの後はロースよ名言だ。
声が聞こえた。
ロースは何かわかる。
えロースはロースだろう。
声が聞こえた。
ロースは肩から腰にかけての背肉の部分を
いうの。脂身に甘みがあり赤身の部分も非
常に柔らかな食感があるため人気があるの
よ。
背の部分だったのか。
声が聞こえた。
そうだったのか。
との「焼肉のいい所は早く来てくれる所な
のよ」
だがそれなら何故疑問が起こる。周りを見
るとなるほど少しずつ人が増えてきた。
との「焼肉食べ放題はしってるかしら」
食べ放題すごい響きだ。
エリアン「食べ放題いいですね」
との「でも勘違いしてはダメよそれは普通
の人の話」
エリアン「どういう事ですか」
との「私達みたいな小食人種には関係ない
のよ」
声が聞こえた。
少食人種きた。
小食人種確かにそうかも。だが聞いてみる。
エリアン「どう関係ないんですか」
との「それは食べないと損するようにでき
てるからよ。店もその事を考えてるわ。あ
る程度食べてトントンなのよ」
トントンか。
声が聞こえた。
牛なのになんでトントンなんだって言わな
いのね。
さすがにそれはわかる。
エリアン「なら食べられなければ」
声が聞こえた。
おまえは損をするのだ。
声が聞こえた。
やはりそうだったのか。
少し違う。
声が聞こえた。
そうだったのか。
元に戻ったのか。
声が聞こえた。
何か面白い事になる予感がドリルドリル。
どうなるんだ。
との「だから私達は割り勘も割にあわない
のよ。でも基本的に食事にお金がかからな
いこれは得よ」
エリアン「何が言いたいんですか」
との「あなたは小食人種じゃない気がする
のもちろん未来だけど」
との何が言いたいんだ。
声が聞こえた。
将来的にあんたが大きくなるって言うんじ
ゃないのよかったわね。
いやそれはわかるだが何故言う必要がある
んだ。
声が聞こえた。
それは私はとのじゃないからわからないわ。
エリアン「何故そんな事を言うんですか」
との「何故それはこれからエリアンが考え
る事よ」
声が聞こえた。
そうだったのか。
なんかはぐらかされたような。そうこうし
てるとカルビが来た。ロースも来たぞ。や
はり早い。カルビを網にのせる。
「ジュー」
肉の焼ける音がする。
との「カルビを焼くのは大丈夫ね」
エリアン「はい大丈夫です」




