エンジェル―62・かけ
文章のフォーマットを統一しました。
との「では次はこのタンだけどレモンがつ
いてるわエリアンどうする」
声が聞こえた。
レモンが来た。かじれかじれ。
それがダメ事ぐらい僕にもわかる。だがと
のは何がしたいんだ。こんな簡単な事。
エリアン「当然かけますかけ一択です」
との「そうかけるのね。わかったわ。エリ
アン0点」
なんですと。
声が聞こえた。
エリアン0点。おめでとう足の指が一本つ
いてきます。
何だ不気味だぞ。そんなのいらん。
声が聞こえた。
さあその足の指を舐め舐めしなさい。
まさかそんな事に。
声が聞こえた。
どうご褒美でしょ。
単なる罰ゲームでしょ。ただ精神的だけど。
エリアン「正解はなんなんですか」
との「それはみんなに聞く事よ。嫌な人も
いるかもしれないし」
エリアン「二人しかいませんよ」
声が聞こえた。
二人しかいなくなった。
まだ二人いるじゃないか。
声が聞こえた。
言い方を考えたらもう二人しかいないのよ。
まていったい何人いたんだ。
声が聞こえた。
八人よ。
八人が二人か結構あれだな。
との「何言ってるの二人いるじゃない」
エリアン「あ」
との「どうやらわかったみたいね。一人な
ら何をしてもいいけどそうじゃなければ特
に大人数の時は気配りが大事なのよ。それ
ができない人どうなるか知ってる」
声が聞こえた。
どうなるか知ってる。
どうなるんだ。
声が聞こえた。
足の指3本つきます。
またそれか。
エリアン「どうなるんですか」
との「最悪呼んでもらえないかも」
エリアン「そんな」
との「いい注意なんて誰もしないのだって
疲れるでしょ。だから呼ばれなくなるのよ」
エリアン「ああ」
との「でも逆もあるのよ」
エリアン「どういう事ですか自分がそこに
いたいと思わなければいかなくていいの。
無理する事は無いって事よ」
との「と言う事は」
エリアン「そう選択肢はあるのつまりどう
いう事か全てがバランスなのよ。そしてそ
の結果なの。自分に利があると思えば耐え
るのもそうでなければ止めるのもただし仕
事になると話はかわるけど」
エリアン「仕事ですか」
との「そう仕事はもっと大事よ。相手の好
みを覚えてるとかそれだけで自分の事を知
ってくれてると思うでしょ。そうすると助
けてもらえる可能性も上がるって事よ。先
輩なら誰でも助けてくれるわけじゃない大
事な事よ」
エリアン「そうなんですね」
との「問題はそういうチャンスをものにで
きるかね。有名な話なら会社の先輩が外か
ら帰って来た。お茶を出してくれるかって
言われて出すよりも言われる前にお茶を出
す。これはチャンスなのよ。わかってない
人はこんな大事なチャンスを見逃すの。だ
から見てる人はそういう所を見てるのよ何
がチャンスか」
エリアン「なるほど」
声が聞こえた。
わかったの。
なんとなくだがここでわからないって言う
程僕はわかってないわけじゃない。




