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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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エンジェル―56・やばい

文章のフォーマットを統一しました。

 しかしなんと言うか。

 声が聞こえた。

 そうねわかりやすい。

 この子はまずいな。

 声が聞こえた。

 そうね隠し事とか苦手みたい。

 しらばっくれてもいいのにこれはなんて可

 愛い反応でも上の人に怒られそうだ。だが

 これが演技ならすごいけど。

 声が聞こえた。

 なるほど確かにそれもないわけじゃないか。

 でもそれは無い気がするこの子はピュアさ

 んだ。

 声が聞こえた。

 でもピュアさんもどきかも。

 これもどきって言うんじゃありませんよ。

 もどきがついたら全然違うからね。面倒だ

 けど女の子には優しくしないと。

 僕「あの大丈夫ですかあこれ飲みます」

 声が聞こえた。

 えいいの。

 落ち着いてもらうのならね。女の子はそれ

 を見て奥に行った。なんだ。

 声が聞こえた。

 まさか苦手だったとか。

 「ガーン」

 そんな失敗したのかあ戻ってきた。

 女「じゃあ半分もらうね」

 コップを持ってきた気配りのできる子だ。

 僕達はカフェオレを分けて飲んだ。

 女「美味しい」

 どうやら上手くいったようだ僕も飲む。

 僕「美味しい」

 しばらくして。

 女「あの教えてもらえるかななんで知って

 たか」

 声が聞こえた。

 まあ当然の反応ね。はあーどこで聞いたん

 じゃ教えんかいってなってもいいのに。

 いやならないでしょ。

 声が聞こえた。

 それとも聞いた後に消されるかも。

 はは冗談ぎっちょん。僕は女の子に占い師

 の話をした。あれについても言ってしまっ

 た。ちょっと得意になってしまってたのだ。

 女「すごいねシールそんな事考えるんだ」

 僕は女の子の顔を見た。

 女「ごめんね教えられないんだ」

 正解はわからずじまいかまあしかたない。

 僕「これって口止めしなくていいのかな」

 声が聞こえた。

 それ聞くのね。

 まあ気になるしダメなら喋らないけど。

 女「ああ別に大丈夫」

 僕「どうしてか聞いてもいいかな」

 女「さっきは驚いたけどここは来たいと思

 って来れる場所じゃないし」

 僕「まだ何かあるの」

 女「もしここでね酷い事をする人がいたら

 そこにいる魚にその人食べれちゃうから大

 丈夫」

 何そんなやばい魚なのか。

 声が聞こえた。

 声だけじゃわからないわね。どうなの。

 顔は普通だね。

 でも嘘を言ってる感じじゃない。

 声が聞こえた。

 これって暴れん坊魚。

 いやそれは用心棒魚でしょ。

 「チーン」

 なんだ電子レンジの様な音が鳴った。感じ

 はそうだが結構音はでかい。

 女「ああーごめん謝るねごめん」

 声が聞こえた。

 何がどうしたのかしら。

 わからない。

 僕「どうしたの」

 女「ああー理由は言えないんだけど先に謝

 っておくね」

 わからないけど。

 僕「あそうなんだ」

 女「ちょっとまって」

 女の子は奥に行った。何かあるのかすると

 奥から本を持ってきた。

 女「これ詫びにお詫びにこれあげるよ」

 僕「くれるんですかもしかして本が僕のだ

 って言ってるとか」

 女「えそれ何の冗談なんだい」

 僕「ああ実は・・・・・・」

 僕は明日香に起った不思議な本屋の話をし

 た。

 女「へえーそんな事もあるんだ」

 僕「何か知ってますか」

 女「いやそれは僕も聞いた事がないや」

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