エンジェル―41・否定
文章のフォーマットを統一しました。
一部文章の間違いを修正しました。
声が聞こえた。
なんだかんだともったいつけてるわね。や
るならさっさとやりなさい。それともでき
ないの。ほらやりなさいよ。
できるできないじゃないやるんだ。という
かできるって言ってるじゃないか。
僕「考えられる事ですがそれはシールです」
声が聞こえた。
シールってあの。
そう今はねそんなシールがいっぱいあるか
ら。
ライム「そそうかシールね確かに最初のや
つからはがすならわからないわね」
声が聞こえた。
そうかでもそうとは限らないし。
だから一つの可能性だし問題もあるし。
声が聞こえた。
問題があるの。
あるよ。
声が聞こえた。
どんな問題があるの。
それにはまだ聞かないと。
僕「絵が違うって扉が開いてただけですか」
ライム「後は誰かわからないけど人物的な
物が絵に書いてあったの」
声が聞こえた。
人物がって絵に入ったって事なのかしら。
いやおそらく最初にパズルをもらう時にそ
の辺を考えて渡してるかも。
声が聞こえた。
どういう事。
簡単なトリックだよ手品師が使う。
声が聞こえた。
何それ。
何かを選んだ場合それを当てるとかで鉛筆
ならまくらの後ろとかボールペンならテレ
ビの後ろとかメモをはっておく。
それでわかったように言えば相手は騙され
る。
声が聞こえた。
あらかじめ色々とパターンを用意しておく
のね。
今回は人数かもわからないけど何か渡した
って事にひっかかりました。箱があって適
当に渡したように見えたみたいだけど実は
最初に占い師が渡す物によっては渡すパズ
ルが変わるのも考えられる事だね。
僕「問題があります」
ライム「何が問題なの」
僕「それは絵が変わった時期です。もしも
変わったならAさんはライムさんに送る人
なら送ってると思うんです変わった方の絵
の写真を」
ライム「ちょっとまってそれって」
僕「そうです何か指示があったんです。占
い師かそれに関係する人がAさんに会った
事になります」
ライム「でもそれって」
僕「そうですストーカーに狙われてるAさ
んが知らない人に会うとは考えられない。
まあ場所が分かれば指示ぐらいできますが
ポストに入れるとかですね」
ライム「でもそれは」
僕「考えにくいですよね。後は電話番号や
メールアドレスですがそんな所と連絡する
かどうかですね」
ライム「Aさんの性格なら考えにくいかも」
僕「そうなると最悪Aさんがいなくなった
後誰かがやったって事にあくまでAさんが
絵の中に行った場合ですが」
ライム「そこは否定しないのね」
僕「それを否定したら不思議でもなんでも
ないですから」




