エンジェル―32・顔
文章のフォーマットを統一しました。
一部文章の間違いを修正しました。
僕「気になるんですが聞いていいですか」
ライム「何をかしら」
僕「店の人の顔がわからないんですが」
ライム「ああそれね。んんのっぺらぼうな
のよ」
声が聞こえた。
のっぺらぼう来た。
のっぺらぼう妖怪大戦争なのか。
声が聞こえた。
ちょっとまって。
なんだい。
声が聞こえた。
のっぺらぼう一人一匹わからないけど出た
だけでどうして大戦争になるの。しかも戦
争でなく大戦争ってどういう事。
よく聞いて欲しかった。
声が聞こえた。
どういう事。
なのかって言ってるだろう。
声が聞こえた。
これはひっかけ問題だったのやられたって
やつなの。
声が聞こえた。
そうだったのか。
問題はよく聞かないと。
僕「のっぺらぼうってどういう事ですか」
ライム「そうね顔にモザイクがかかってる
んじゃなくてなんかぼやけてると言うかそ
んな感じね。記憶があいまいなのよ」
そういう事だったのか。
声が聞こえた。
本物じゃなかったのね。
だが気になる。
僕「どうしてのっぺらぼうって言い方をし
たんですか他にも表現できそうですが」
ライム「ああ実は実は私も経験があるの」
声が聞こえた。
経験来た。
これはしゃぐんじゃありませんよ。まだ始
まったばかりですよ。
声が聞こえた。
ほげほげほげ。
これはいったいどう表現すればいいんだ。
僕「あのよければどんな話か聞かせてもら
えますか」
ライム「私子供の頃田舎に住んでたのね。
山とかに登って遊んでたんだけどある時知
らない道があるのに気がついてね」
僕「どうしたんですか」
ライム「行ってみる事にしたのすると何故
か山の中なのにそこは舗装された道路があ
ってお店があったの」
僕「店ですかどんな店ですか」
ライム「駄菓子屋なんだけど中に入って驚
いたわ」
僕「何があったんですか」
ライム「その駄菓子は見た事があるみたい
なんだけど書いてる文字が全く読めないの
。わけがわからず見ていると中から人が出
てきたから聞いたの。これ何て書いてある
のってそしたらおやあんたこっちのものじ
ゃないね。ああそうか今日は☆〇△だから
ね。何て言ったかわからなかったんだけど
その後あんたすぐにこの店から出ていくん
だよ。ここを出て右の道をまっすぐいくと
橋があるからその橋をわたるんだその後ま
っすぐ行けば戻れるから早くしないと戻れ
なくなるよ行きな。早く霧が出たら終わり
だからね。早くいきな。そう言われたのよ」
僕「それでどうしたんですか」
ライム「なんか危ないってやつが伝わって
きたわだからあわてて走ったわ。そうした
ら後ろの方が霧につつまれて橋があったか
ら橋をわたったわ。これで大丈夫そう思っ
たらそしたらきみが悪い声で戻ってこいっ
て言われたわ。忘れものがあるだろうって」
僕「それでどうしたんですか」
ライム「忘れ物って何って思ったら私靴を
履いてなかったの。で余計に怖くなって逃
げたわお気に入りの靴だったけど」
僕「それでどうなったんですか」
ライム「その後は逃げたけど詳しく覚えて
ないの。気がついたら私は森の中で寝てた
のそこは私が良く知ってる場所だったわ。
でも驚く事があったの」
僕「何があったんですか」
ライム「私は靴をちゃんと履いてたの。見
た時に確かに履いてなかったのに」
僕「それってまさか」
ライム「わからないわ。何者かが私を誘導
したけど逃げられたので追っかけて来て戻
らす為にそう言ったのかそれはわからない」
僕「何かあったんじゃないですか」
ライム「えーちょっとまってなんでわかる
の」
僕「ああなんとなくでしょうか」
ライム「実は私は持っていたものがあるの
その不思議な場所で拾ったものよ」
僕「拾ったなんなんですか」
ライム「聞いて大丈夫」
僕「大丈夫です」
ライム「金属のプレート何か書いてあるで
も削れていて読めなかった。私が店に行く
手前で拾ったものよ。何故か光ってるよう
で拾ったんだけどだからあれは夢じゃない
とわかったの」




