エンジェル―27・わからん
文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。
声が聞こえた。
占い師きた。
いや占い師はきません。
声が聞こえた。
どういう事。
占い師はそこにおるんです。
声が聞こえた。
おるんか。おるんやね。おるんよ。
そうですおるんです。
ライム「そう占い師よ」
僕「あの質問があるんですが」
ライム「何かしら」
僕「ライムさんはその占い師に会った事が
あるんですか」
ライム「いい質問だわ」
僕「そうなんですか」
ライム「それが私が警察に言えない理由の
一つよ」
僕「えそれがそれっていったい」
ライム「その人は本当に悩みがある人が来
た時にしか現れないのしかも一人じゃない
と」
できすぎだ。
声が聞こえた。
よんだ。
よんでません。
あなたできすぎでないそれ私わかります。
声が聞こえた。
おおまえは誰だ。
植木だ。だがこれなら警察には言えないな。
声が聞こえた。
どうして正直に言えばいいんじゃないの。
それは違う不確かな情報を出せば逆に疑わ
れる。
声が聞こえた。
わかってるじゃない。
当然何もしないのが一番いい。テレビでは
犯人は余計な事を言うから捕まるし変な仮
説を言ったり聞かれた時だけ答えればいい
だが色々と言ってしまうそれで捕まる。
僕「それでAさんはどうしたんですか占い
師にあって」
声が聞こえた。
決まってるじゃない。
何が。
声が聞こえた。
占い師にあったらつき合ってくださいって
言うのよ。
そしたらどうなるんだ。
声が聞こえた。
ごめんなさいって言われて終わりね。
そうなのかって違うだろうどんな展開だよ
驚きだよ驚きをかくせないよどうしてくれ
るんだよ。
声が聞こえた。
わからないわよ。占い師は美人って事もあ
るし。神秘的だし。
そんなすごい占い師なのか。
声が聞こえた。
そうかもね。しらんけど。
そうなのかあれ。
ライム「Aさんは笑ったの」
僕「どうしてそんな事に」
声が聞こえた。
笑ったらいいと思うわ。
それなのか。
ライム「Aさんは笑いなさいって占い師に
言われてわらったの何故かわからないけど」
声が聞こえた。
どう思う。
これは絶対違う気がする。
声が聞こえた。
どうするの。
でも言いにくい。さすがにこれは言いにく
い。
声が聞こえた。
いえダメよ。それは言わないとなんかそん
な気がするの。
僕「ああの笑うのは嘘ですよね」
「はっ」
フジコさんがすごい顔でこっちを見た。
ライム「よよくわかったわね」
これはいったい僕はどうすればいいんだ。
声が聞こえた。
耐えるのよいつか嵐はさるわ
さるさるだってさるがどうしたの。
声が聞こえた。
そこかかあんた突っ込むのは大丈夫か。
まさかサルで怒られるとはいつかの方がよ
かったのか。
声が聞こえた。
どうやら動揺してるみたいね。
ああバレてしまった。
僕「あの聞いてもいいですか」
ライム「これがもう一つの理由よ」
これってどう判断すればいいんだ。
声が聞こえた。
謎の占い師で大いに笑うかしら。
わからんしわかりたくもない。




