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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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エンジェル―15・美人

文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。


 声が聞こえた。

 どうやらラスボスはいなくなったみたいね。

 失礼なあの人はカフェオレをくれたいい人

 だ。

 声が聞こえた。

 まさかあなたにそんな弱点があったなんて。

 どういう事だ。

 声が聞こえた。

 別に。ほらマミさん待たせてるわよ。

 そうだった。

 僕「あのマミさんて言うんですか」

 マミ「ああ店でのだけどね。植木君あなた

 いくつ」

 年齢聞かれちゃった。

 声が聞こえた。

 よかったね。

 この場合はさば呼んでもいいのかな。

 声が聞こえた。

 あのねさばは呼んでも来てくれないよ。

 そうかじゃあやめだな。

 僕「16です」

 マミ「そうここは18歳以上じゃないとダ

 メなお店だから植木君は来ちゃダメだから

 ね」

 声が聞こえた。

 来ちゃダメよ。

 お忍びは。

 声が聞こえた。

 あかん言うとるやろう。あらあらあら。

 やろうが好きなやつめ。この好きもの。

 声が聞こえた。

 なんだと。

 僕「はい」

 マミ「それでね間違える人もいるのよね。

 あなたの行きたい場所と」

 僕「そうなんですか」

 マミ「そうなの。ちょっとまって書く物の

 持ってくるから」

 僕「ありがとうございます」

 声が聞こえた。

 よかったじゃない親切な人でなんとかなり

 そうね。

 そうだね。マミさんが奥に入って戻ってき

 た。

 僕「あのさやかさんてプロレスラーのコス

 プレですか」

 マミ「ププロレスラーどどうして」

 僕「マントなんか着てるからですが」

 マミ「ああそれでえ」

 まずい私はどう答えたらいいの。プロレス

 ラーなんて言ったらキリノって人に話がい

 くまずいまずいわ非情にまずい。

 マミ「ごめんなさい。ここは18歳以上の

 店だから言えないの」

 変だけどこれでなんとかなってほしい。そ

 う願う私がいる。今日の私はボロボロだ。

 嫌になる。本当にどうしてこうなったの。

 わからない。本当にまったくわからない。

 運命のバカバカバカ。

 僕「そうなんですね。しかし最初の人もさ

 やかさんもマミさんもですがみなさん美人

 ですね」

 マミ「え私も」

 僕「はいマミさんも美人ですよね」

 「ズキューン」

 「ビシッ」

 何変な気持ちに何この感覚。

 声が聞こえた。

 カイ。

 何どういう意味かいって何何なの。でもな

 んか一瞬だけ何かが映像が頭に出てきたけ

 ど消えてしまった。

 僕はマミさんを見ていた。この人普通の人

 と思ってたけどこの人もコスプレイヤーだ

 ったんだ。

 声が聞こえた。

 どうしたの。

 マミさんの背中から鳥の大きな羽が両側か

 ら出てるんだ。カッコいい。

 声が聞こえた。

 ああそれって天使エンジェルのコスプレし

 てるんだ。

 どうやらそうみたいだね。どうやらマミさ

 んのコスプレは羽が出しいれできるみたい

 だ。

 声が聞こえた。

 へえーこってるわね。

 お金がかかってそうだ。ここはすごい場所

 だ。だが残念今の僕にはまだダメだ。

 声が聞こえた。

 残念だったな。年齢を上げてまたくるんだ

 な。よろしこ。

 年齢を上げる何か薬か何かでないのか。

 声が聞こえた。

 バッカモーン。そんなものはなねえんだよ

 わかったか。よろしこ。

 声が聞こえた。

 そうだったのか。

 つまりまたないといけないわけだ。

 マミ「あありがとう。それでこれが地図だ

 からこれを見てもらえばわかると思うわ」

 僕「あありがとうございます。これがあれ

 ばなんとかなりそうです」

 声が聞こえた。

 よかったじゃない。コーヒーももらえたし

 ラッキーが続くわね。

 本当だラッキーだ。コーヒーじゃなくてカ

 フェオレだし。

 声が聞こえた。

 もうわかったわよ。カフェオレね。

 それにこれからオムライスが僕を待ってい

 る。

 マミ「じゃあ植木君は18歳までここに来

 ちゃダメだからね。お姉さんと約束よ」

 僕「はいわかりました」

 そう言ってマミは奥に入っていった。羽は

 器用にドアをよけていた。中に入る時には

 その羽は背中から消えていた。

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