エンジェル―7・たまたま
文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。
「ガッシャン」
僕の中で何かが壊れた。
「タラララ ラララララ」
「タラララ ラララララ ラ」
なんだこれはさすがに衝撃が多きすぎる。
右から左とかスルーなんてできない。
「タラララ ラララララ」
「ラララ ラララ ラララ ラッラ」
さすがにこれはなんなんだ。兄の話をして
いたフジコさんが男もはや理解不能だ。い
や別に男でも兄の話をしてもおかしくない
のか僕が勝手に勘違いした。二人して僕を
はめていたのかいやそれならできすぎてる
いやフジコの新たな策略かもしれない。フ
ジコはサプライズが好きだから。あらわれ
た時も突然だった。あれはすごすぎた。だ
が何かひっかかる。でも考えがまとまらな
い。それは笑えないからだ。あまりにも事
例が多すぎる。あははは冗談ぎっちょんぎ
っちょんぎっちょんって笑えない。さやか
さんが嘘を言う意味もわからない。
声が聞こえた。
意味そうかまずいわトラップよ植木君。
米原。
声が聞こえた。
誰それ。
誰だろう。
声が聞こえた。
違うわ。見なさい真実を植木君。
桑原。
声が聞こえた。
だから誰それ。
誰だろう。桑原桑原。
声が聞こえた。
遊んでないでちゃんと見る。はい。
そうだった。僕は見る事にした。誰をさや
かさんだ。さやかさんは僕を観察するどい
目で見ている。あれは獲物を狙う狙うなん
だろう。
声が聞こえた。
猛禽類だ。わからないのか。
そうか無問題か。
声が聞こえた。
もうそれでいいからさっさとおやり。
そうだ僕のする事はもうこれしかない。
僕「あの」
さやか「やはりな」
この言葉で全てがわかった。僕は失敗した
しかも二回もそれが現状の結果だ。
声が聞こえた。
ようやく気がついたみたいね。
まさかブービートラップとはやられたな。
声が聞こえた。
もしもしそれはトラップだけど違うからこ
のしったかめ。
何言ってみただけだし誰がかめだ。
声が聞こえた。
このアロマじゃく。
何それ。でも健康によさそう。でも弱結局
弱いのか。
声が聞こえた。
なんだろう。何か違うのはわかるけど何か
わからない。自分で言ってるのに。
アロマちゅうアロマきょうダメだ。アロマ
つゆだく大盛り。もはや何かわからない。
自分で考えたけどでも効果はありそうだけ
ど。
声が聞こえる。
それは認めたくないけど認めるしかないみ
たいね。
そんな事より今はこっちだ。
声が聞こえた。
そうね。一応ダメ元で聞いてみたら。
僕「あの何がやはりか教えてもらえません
か」
何何を言ってるんだこいつはそうかいいだ
ろう教えてやろう。
さやか「協力関係が気になってな為させて
もらった」
声が聞こえた。
貧乏よ。
誰が貧乏だ。ビンゴだろう。
声が聞こえた。
ちっ。知っていたのね。
僕は貧乏って言葉に敏感なんだ。残念だっ
たな。
声が聞こえた。
そういう事。
そうだ。
僕「それならもうわかったんですね」
さやか「ああフジオ関連だな」
声が聞こえた。
貧乏よ。
同じ事を二度やるとは学習能力がないのか。
声が聞こえた。
ごめんなさい。たまたまだと思ったの。
たまたまかそうかたまたままああるからそ
うかわかったでも僕をたまたまと呼ぶのは
今回だけにしてくれよ。
声が聞こえた。
えあーあわかったわ。これでいいのね。
それでいいだ。しかしバレてしまった。依
頼人の秘密がまさかバレルとはこの人はラ
スボスの資格があるかもしれない。
声が聞こえた。
どういう事。
あるとしてもまだ先って事。
声が聞こえた。
なるほど。今回はないわけね。
そういう事。
僕「さすがですね。まさかバレルとは協力
関係がダメでしたか」
なんだこれは今何か感じた。プレッシャー
いやもっと小さいでもやっかいな感じだ。




