エンジェル―4・嘘
文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。
私は玄関に近づくにつれてこれはダメだろ
うと思った。だがふと思ったのはテレビ実
は若く見えるが二十歳を超えてるとかつま
りあるわけで先入観はまずい。よく話を聞
かないとしかもまたせている。今回は圧倒
的にこちらに問題がある。相手を怒らせて
はダメ変な噂もまずい。何て言うか変に相
手のプライドを刺激する事は言えない。
マミ「すいません。おまたせしました。ど
のようなご用件でしょう」
完璧だ。
今度は中から普通の人が出てきた。さっき
の人から比べればみんな普通に見えるかも
だが話はできそうだ。
僕「あの聞きたい事があるんですが」
先にこちらの話を言わないといけないがな
ぜか答えていた。
マミ「なんですか」
これが全ての間違いの始まりだった。
僕「最初に出て来た美人は警備兵ですか」
マミ「警備兵」
僕「はい」
私は何を言われたの警備兵って何。あの城
とか守ってるやつ。
キョウ「異常ないか」
警備兵「異常なし」
何それ。
声が聞こえた。
警備兵ってあんた違うでしょ。
僕「すいません警備兵じゃなく警備隊でし
た」
マミ「警備隊」
警備隊って怪獣と戦うやつかしら。キョウ
が怪獣にムチで戦う。さすがにそれはでも
面白い。
声が聞こえた。
違うわよ警備員よ。
僕「すいません警備隊じゃなく整備員でし
た」
マミ「整備員」
整備員って整備するのよね。キョウがおじ
さんを整備する。
キョウ「こっちへ来い整備してやる」
なにそれ私は笑いそうになった。
声が聞こえた。
違うでしょ警備員よ。
僕「すいません整備員じゃなく警備員でし
た」
マミ「ああ警備員」
「ピシッ」
私は一瞬思考が停止した。何か変まずい。
ちょっとちょっとまってああじゃないでし
ょ私ああじゃ警備員って言われてこれでい
いと思った自分が怖い。でもいったい何て
言うのかだが警備員とはさすがに言えない
もちろん整備員もだ。いやいや何を考えて
るの私。説明してもいい人には言える。そ
ういう人なら言ってもいいがそうでない人
に言っていいものかだがこれはミスだ。キ
ョウが勝手に出るから覗き穴もあるのにな
んで出たのかしら。そうかこの人小さくて
わからなかったのね。人がいないと思って
出た確認の為そうとしてもうかつだ。まず
いなんて言おう。時間がたってる。ああ警
備員から。
声が聞こえた。
よく考えたら警備員じゃなくてコスプレじ
ゃない。
ああコスプレか。
僕「あのあれってコスプレなんですか」
マミ「えコスプレ」
コスプレアウトアウトアウトチェンジ何考
えてるの私だけどそれでも警備員よりもい
いかも。私は混乱していた。だがなんで混
乱してたかもわからなかった。何か違うい
つもと間隔がそれがわからない。だから私
は大事な事を忘れていた。手順を間違えて
いた。だからどんどん追い込まれて行く。
マミ「そそうなのよ」
とんでもない言葉が私の口から出た。何て
事をしまったと思ったが遅かった。しかた
がない。そうじゃないのよと言った時のそ
の後に言える私に案がない考える時間もな
い。次だ次にいかないと前向きに考えられ
るのが私の長所。まだ何とかできるそれが
私の考えだった。
マミ「ここは完全予約制なんだけど予約は
されてますか」
だが私はここでも間違えた。
僕「あの頼んでたんですけど」
マミ「えそうなんですかでも予約は入って
ないみたいなんですけど」
そう調べたまだ今の時間に予約はなかった
どうなってるの。この人は嘘を言ってるよ
うには見えない。嘘じゃないさっきのも本
気。何故かそれがわかるだから怖い。




