あらわれたるもの―137・おじょうさま
女の名は森野蘭子この女目立つのが大好き
だった。言いたいだがどうするかだが思っ
た。よく考えたら自分の目の前で獣が女の
姿になっただけだ。私はそれを見ただけそ
うだ単に見ただけだ。何も問題ない私は見
ただけだそれ以外は関係ないなんだ問題な
いじゃない私はネットに書き込んだ。私は
暗がりで見たそいつはでかい犬みたいな獣
が女に変身したそれがやつだって書いたい
っきに書いたこういうのは勢いが大事だ。
ネットを見ると何とかマジでとかそれって
やばいんじゃすげーそんな話がでてきた。
実に気持ちがいい私が一番最初に発見した
のだ。私が注目されてるのだ。だが一人の
書き込みにより突然事態が変わった。まさ
かここまでとは思わなかった。その獣変身
したならなんで女になる必要があったんだ
とか他にも書き込みが暗がりなのになんで
そんなにはっきりわかったんだとか私は答
えられなかった。そのうちになんでだ。ど
うしてだって意見がそれは私がスマホの光
を向けたからだたしかに暗がりだった。何
かわからないが瞬間的にやってしまったの
だ。では逆に明るい場所でそんな事するの
かと言われるとさらにおかしい話になる。
あれあれれあれーまてよこれはああやっち
ゃったアハハハハ私はつんだのだ。私はあ
る事を思いだしていた。それは友達と3人
で学校で話ていた時だ。友達は一人は大隈
鮎夏もう一人は北山琉海。私は二人からラ
ンって呼ばれてる。二人をアユとミーと呼
んでいる。
アユ「おいラン昨日どうだったんだ」
ラン「昨日か抜いた抜いた抜きまくったよ」
アユ「おおすげなランさすがな」
ミー「おおランかげきじゃかげきじゃ」
「あら何をそんなに抜いたんですか」
げ虎崎さん虎崎さん私とクラスが同じでお
じょうさまだ。なんか話方が違うし他にも
色々だ。だが彼女は神出鬼没でどこからあ
らわれるかわからないそんな不思議な存在
でもある。だがまさかここにあらわれると
はまずい話を聞かれた非情にまずい。
ラン「いやその」
虎崎「あら私は何を抜いたか聞いてるんで
すよ森野さん答えられないんですか」
話た事はないのだが私を知ってるみたいだ。
ラン「いやそれは」
何故か聞かれると答えないといけない気に
なる何故かわからないがさからえない。そ
うだ。私に考えが浮かんだ。また抜いてる
のかこれだ。
ラン「いや実は鼻毛が伸びて抜きまくって
る話をしてたんだ」
アユ「え」
ミー「え」
ラン「あ」
虎崎「鼻?鼻鼻毛ブーホホホホホホ。鼻毛
ブーホホホホホホ。鼻毛ブーホホホホホホ
は鼻毛ヒーヒーヒー。鼻毛鼻毛ヒーヒーヒ
ー苦しい。鼻毛ヒー―――苦しい」
そうやって虎崎さんは去っていった。この
場から退場したのだ。
「ガタガタガタガタガタ」「ドゴーン」
何かすごい音がした。大丈夫だろうか彼女
はクルービューティーなのにこの時はすご
く輝いていた。もうピカピカだ彼女の周り
はモーゼ―状態だった。人はみんな彼女が
くると避けまくったのだ。ピカピカいや違
う壊してしまったのだ。クラッシュしたの
だ。おやじのせいだ。おやじーおやじまた
鼻毛なんか抜いてるのかよやめてくれよ。
うるせえほっとけ伸びて来るんだからしょ
うがねえだろう。おやじって私はまたやっ
てしまったのだ。だがそれだけではない。
あれが始まるそう始まるのだ。
アユ「タラン」
ミー「タラン」
アユ「タラン」
ミー「タラン」
アユとミー「タランタランタラン。タラン
タランタラン」
ラン「タラン言うなよ二人共」
私が一番ショックなんだぞ。私はこんな時
こう言われるのだタランってランじゃなく
タランだそう色々とたりないって事だ。




