表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
1000/1736

あらわれたるもの―132・止まらない

文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。

 さあいざ夜の世界へからだを伸ばす。吼え

 たいがそんな事をしたらせっかくのこの状

 況が台無しだ。誰にもさとられずに行く事

 に意味があるのだ。音もたてずに走るのだ

 目的があるのだ。その目的の場所までだ。

 

 止まらない。

 食欲の為にソーセージ食べる為に。

 よそ見なんかはしてられない。

 急いでいくだけ走っていくだけ。

 早くいきたいコンビニへ。

 

 一人走る町を走る。

 暗闇の中誰もいない。

 周りを見ても一人もいない。

 いわゆるこれ独走状態。

 

 最高な夜の気分の中一匹走る。

 嬉しい寂しいこの話。

 テンションがアップをしだす。

 スピードを上げて かけてく

 

 止まらない。

 食欲の為にソーセージ食べる為に。

 よそ見なんかはしてられない。

 急いでいくだけ走っていくだけ。

 まだつかないけど。

 急いでるのにまだつかない。

 瞬間移動やっぱできない。

 食欲の為にソーセージ食べる為に。

 早くいきたいコンビニへ。

 

 ワンワンワワン。早く食べたい。

 ワンワンワワン。ソーセージ食べたい。

 ワンワンワワン。よだれでてくる。

 毎日食べたいソーセージ。

 

 そしてこちらでは三上は考えていた。だが

 そこにヌボーっとしてるものがあらわれた。

 「ヌボー」

 寝てる状態の鬼丸だ。立ってるがどこかゆ

 れてる。

 「ゆらゆらゆらゆら」

 もう用は終わったはずだと思ったがどうや

 ら終わってないみたいだ。

 かげろう「ごめんね話がまだ残ってるのよ」

 どうやらまだ何かあるみたいだ。俺にはな

 いがあるならしかたない。とりあえず聞い

 てみる。

 三上二号「終わったんじゃないのか」

 かえで「まだあるんだよ」

 やはりあるのか。

 三上二号「そうなのか」

 おぼろ「ああまだ終わってないぞ」

 なんだこれからですよ的な感じだぞ。

 三上二号「わかった」

 かげろう「まだきづかない」

 いったい突然これはなんなんだ。

 三上二号「気づくどういう事だ」

 かえで「ああやっぱわかってないよ」

 おぼろ「おい本当なのか」

 三上二号「だから何の話だ」

 かげろう「ああやっぱわからないか」

 かえで「ねえどうするねえどうする」

 おぼろ「さすがにこのままじゃまずいだろ

 う」

 俺はそれより気になった。鬼丸が俺の前で

 立ってる事だ。ゆらゆらとゆれながら。

 「ゆらゆらゆらゆら」

 三上二号「わかったが先に鬼丸を布団に寝

 かせるぞ」

 俺がやった方が早いからな。

 かげろう「そうねじゃあお願い」

 一応保護者?の許可を得たので実行する。

 「ダーッ」

 まず鬼丸をだきかかえる。

 「シュワー」

 俺は鬼丸を起こさないように布団に寝かせ

 た。大丈夫だまだエネルギーは残ってる。

 かげろう「ありがとう」

 三上二号「どういたしましてでなんだ話と

 は」

 全然見えないぞ。

 かげろう「ジャジャーン」

 なんだ。

 かえで「ドキット大成功」

 三上二号「何ドキットだと」

 俺はいったいどれだけ驚かされるんだ。

 「ジュワー」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ