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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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第一章 始まった二人の関係

文章のフォーマットを統一しました。

 僕の名前は植木桃太うえきももた。桃のように可愛いと

 の理由で両親がつけました。女性から相手

 にされない僕。年齢=彼女いない歴です。

 女の子のような顔にキャシヤな体。はっき

 り言って男としてあつかってもらえない。

 そんな僕がある日。

 「私とつきあってくれ。君のことが好きな

 んだ」

 三年生で有名なモデルみたいな高樹鏡花たかぎきょうか

 輩に告白されたのでした。

 僕「高樹先輩。先輩は僕のどこが好きなん

 ですか?」

 高樹「尻だ」

 僕「えーあのよくわからなかったんですけ

 どもう一度いってもらえませんか?」

 高樹「尻だ」

 えーたしかに僕の尻は大きいけどまさかそ

 んな。

 高樹「私は君の尻に一目惚れしたのだ。ぜ

 ひつきあってくれ」

 僕「い」

 高樹「い?」

 僕「い」

 高樹「い?」

 大きな声で。

 僕「いやーです」

 高樹「なあぜだ。なぜなんだ。私に不満が

 あるのか?なおさなければならないところ

 があるならいってくれなおすぞ」

 僕「好きな理由が尻なんていやすぎます」

 高樹「好きな理由として目が好きとか鼻が

 好きとかあるじゃないかなぜ尻はいけない

 のだ」

 僕「いや。たたしかにそうですけど・・・

 ・・・やっぱり嫌なんです」

 そう言って逃げだす僕。

 高樹「私は私はあきらめないぞ。絶対に君

 の尻を手に入れて尻拓を必ず手に入れてみ

 せるぞ」

 先輩と別れた後僕は考えていた。さすがに

 ダメでしょあんな理由じゃ。

 声が聞こえた。

 そうだったのか。

 そうですよ。

 この声が聞こえたと言うのは僕が感じるも

 のだ。そう声が聞こえた様に感じるのだ。

 子供の時幼い頃のある時からこれは聞こえ

 出した。最初聞こえた時はははに。

 僕「ママ。今誰か来た」

 はは「いえ来てないわよ。どうしたの?」

 僕「声が聞こえたんだけど」

 はは「声。もしかしてテレパシーかしら」

 僕「え。テレなあに?」

 はは「テレパシーよ。他人の思ってる事が

 聞こえるのよ。そうだ今ママが何を考えて

 るかあててみて」

 僕は知らなかった。この時ははは僕がどう

 答えるかで対応考えてたのだ。そういい加

 減な事を言ってるなら怖い事に。

 僕「ん。とね。そうだったのか」

 はは「え。何。よくわからなかったからも

 う一度言ってみて」

 僕「そうだったのか」

 この時の事は覚えてる。はははかなり驚い

 ていたのだ。

 はは「え。そうだったのかママはそんな事

 を考えてないわよ」

 僕「じゃあ誰が考えたの?」

 はは「え。それはあ。そうね誰かしら?マ

 マにもわからないわ」

 僕「そうなんだ」

 ははは正直者だった。

 はは「幻聴かしらね」

 僕「げんちょ」

 はは「げんちょじゃなくて幻聴よ。声が勝

 手に聞こえてくるんだけど誰かが言ってる

 わけじゃなくて自分で思った事がそういう

 風に聞こえたってことなんだけどそれじゃ

 わからないわね」

 僕「わからないよ?」

 はは「そうね。これはスルーね」

 僕「しゅる」

 はは「スルーはね。とりあえず何も考えな

 い事よ」

 僕「しゅるは考えない事」

 はは「そうそう」

 僕は子供の頃にスルーと言う便利な言葉を

 覚えた。そう面倒な事は考えなくていいの

 だ。なんて楽なんだ。とりあえず僕はその

 時ははの言った事が全てわからなかったが

 この声とは適当につきあうようになった。

 そうようは慣れだ。人間慣れですよ。慣れ

 ってやつだ。

 声が聞こえた。

 そうだったのか。

 そうそう。このそうだったのかは最初に聞

 こえてきた声なので覚えてるわけで後はあ

 りすぎえて覚えていない。そう一番なら覚

 えてるんだけど。

 声が聞こえた。

 二番じゃダメなんですか。

 意味が違うよ。こんな風に聞こえてくるわ

 けで。

 声が聞こえた。

 じゃあ3番じゃ。

 いやそんな話じゃ。

 声が聞こえた。

 じゃあ4番なら。

 いや。だから。

 声が聞こえた。

 じゃあ5番でどうだ。

 違うから。

 声が聞こえた。

 じゃあ6番でどうだ。ええいもってけ泥棒。

 いやもってけと言われてもどうやって。無

 理ですから。

 声が聞こえた。

 そうだったのか。

 そうです。

 声が聞こえた。

 そうだったのね。

 だからそうですって。

 声が聞こえた。

 チャンスだったんじゃないのか。

 そうなんですがさすがにあれは無理ですよ

 美人なんですが尻目当てなんて。

 声が聞こえた。

 そうかおまえがそういうならしかたないな。

 すいません。

 声が聞こえた。

 何故あやまる。

 あ条件反射で。

 声が聞こえた。

 そうかまあ気にするな。チャンスはまたあ

 るかもしれん。

 はい。そうします。声の中には会話できる

 人もいる。少ないがこれが僕の能力スキル

 だろうか?ただ今は特にこの能力について

 は考えていない。そう今はこれとはうまく

 つきあってる。僕には他の能力がある。た

 だそれが僕を不幸にするのだがそれはまた

 の機会にこの機をさかいに尻を求める先輩

 に対して逃げ回る僕の学園生活が始まるの

 でした。

 声が聞こえた。

 ほんまかいな。

 ほんまです。

 声が聞こえた。

 あーそうかいな。

 そうです。まあこんな感じで続きます。

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