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夏生詩集3

つめたくしたら

作者: 夏生

ほったらかして

つめたくしたら

まってましたと

細かい邪が

あちこちから

入り込んできた


細かい邪は

エネルギー増して

弱いところから

攻め始めた


闘わなければ

猛烈な熱を

全身からかき集めて

細かい邪を倒すことに

躍起になる体


そのために

立てなくなって

動けなくなっても

闘いつづける


やっと倒したけれど

攻められた場所は

脆く荒れ果てた


立て直すために

癒さなければ

戻さなければ


つめたくした

守るべきものを

守らなかった

代償

思うより長く続いた




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