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月食  作者: つぶやん
3/5

崩壊

一部にしようと思っていた話が、長すぎたので二部になりました。とうとうですね、これから大変だ

日はたち約束の火曜日となった

食事会はハング邸の別棟で行われた

その日はレヴィアが料理を作ると言ってシェフとお手伝い、給仕は休みを取っていた。

レヴィアはハング家の箱入り娘、読書、楽器、料理も嗜んでいた。

なのでレヴィアには自信があった、父親と義姉を納得させることの出来る料理を提供する自信が。

「鮭のムニエル、サラダ、オニオンスープ、はいっ!どうぞ」

レヴィアはこの料理が好きで尚、得意でもあったからだ。

「「「では、いただきます」」」

一見家族団らん、仲良く食事をしているように見える。だがこの食事会はハング家に大きな波乱を呼んだ

「レヴィアなかなか上手じゃないか、お父さん嬉しいぞ」

「えへへ、ありがとうお父様」

ニトがムニエルに手を付けた直後、

「グッ…ぐぁっ!」

胸を押さえつけ倒れた

「お父様!どうしたの!しっかりして!」

「…レヴィア落ち着いて、今ここに誰もいないの、取り敢えずひとを呼ぶのよ。私はお父様を見てる」

「えぇ、わかったわ」

レヴィアは急いでひとを呼びに行った、しばらくは帰ってきそうにない。

それもそのはず別棟とハング邸まではレヴィアの足では片道7分は掛かる。

「ふふっ、二人きりねお父様」

「イザベラ!…図ったな!」

「まあ、そうかっかしないで」

「邪魔はいないんですし、ゆっくりお話しましょう」

ニヤリと笑みを浮かべ当主に近づく

「こんなことをして、ただで済むと…っグ!」

「私は大丈夫よ」

イザベラはニトを踏みつけこういった

「むしろ、心配するならレヴィアのほうね」

「それ、は…どう、い…」

「もう、ダメね」

「おやすみなさい」

まもなくして、レヴィアと家臣がきた

「…どうですか?」

「…ダメですもう手遅れでした」

「そんな…」

「お父様!」

「でも…なぜ死んでしまったの?」

「…それが」

「どうやら毒殺の様です」

「なっ、なんですって!?」

この日、妻シャルにつぎ、当主のニトが死んだ

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