職業解説、《探偵》
《探偵》
『基本職業』にあたる職業。調査、交渉に優れた職業であり、前衛に立つことはない。
パーティにはひとりいるかいないかの珍しい職業である。
主に活動場所は街にばかり集中されているが、冒険者として同行している探偵は違う。
なにせ彼らは必ず一筋縄ではいかないのである。
曰く、拳法の達人だったり、曰く、拳銃をつかったり、曰く、剣を扱えたり。
決して油断しないことだ。
しかし、彼らのもっとも輝く部分は『調査』と『交渉』、そして『尋問』である。
取得している【目星】で気になるものを見つけたり、【鍵開け】で宝箱や扉を開ける。【言いくるめ】で相手を言葉巧みに誘い込み、真実を引き出す。
そして彼らに偽りを吹き込まないことだ。
なぜなら彼らには【心理学】という切り札がある。
【心理学】は読んで字のごとく、心に関する学問だ。
専門的なのは彼らがその行動パターンを把握し、そしてそれを瞬時に分析、相手の行動を読み切る。
行動や挙動から『嘘を見抜く』のである。熟練者はどんな人物でも嘘か本当を見破る。
(取得スキル)
【目星】(最大Lv.10)・・・周囲を警戒して、怪しいものがないかを調べる。夜は暗くなり、判別するのが難しい。
【聞き耳】(最大Lv.10)・・・周囲を警戒して、耳をすませる。一部の人物は最大スキルレベル以上の結果を出す。
【鍵開け】(最大Lv.10)・・・スキルレベルが高いほど難解な鍵を開けることができる。ただし、複雑な鍵や一部の鍵は開けられない。
【言いくるめ】(最大Lv.10)・・・相手の言葉を言いくるめて、自分に有利に持っていくスキル。
【心理学】(最大Lv.5)・・・相手の考えていることを行動や挙動から読みあてるスキル。
どうも、作者の嫁葉です。
《探偵》・・・まぁ、みなさんお分かりだと思いますが、某アームロック探偵やら眠りの探偵などをイメージしています。
まぁぶっちゃけTRPGでいう《クトゥルフ神話TRPG》の職業の一つと考えて下されば概ね合っています。
該当している人物は5話現在ではランさんが該当していますね。怪しげなアルアル中国人。この人ならなんか読み当てても仕方ないような気がします。