準設定 のこされし子供達
ーーあらすじ
のどかな町で起きた一家惨殺事件の犯人は分からず終い。
それから数年後、学校に通っていた田篠五郎は、学校占拠事件に巻き込まれる。
木造の小さな学校、授業時間後で残っている生徒は多くない。
それなのになぜ、犯人は事件を起こしたのか。
吾郎は不良生徒で有名な後藤雅、後輩の田篠有紗と共に、顔の分からない犯人を相手にこの事件に挑む事になる。
ーー人物
〇田篠吾郎
妹を溺愛している。
妹と付き合いたいわけではないが、有紗にそう思われている。
〇田篠由香
たっくんと付き合っている。
一つ下。
田篠家の養女。
小学校入学頃に引き取られる。
〇鎌田有紗
吾郎にほの字。
由香の友達。
家族に勉強を強制されていた過去がある。
嫉妬深い。
田篠吾郎の血の繋がった妹。
〇後藤拓 たっくん
由香と付き合っている。
双子の兄。
腹黒い。
〇後藤雅 まっくん
双子の弟。
人の心が読めることで、辛い思いをしてきた。
兄の腹の内に幻滅している。
兄弟で差別されてきた。
人の心が読める事で苦しんでいるため、能力が継承されることを警戒。
恋愛はしない子供はつくらないと考えている。
〇松本純一
現代で心を病んだ人にカウンセリングを施す男性医師。
〇X
学校占拠事件を起こしている犯人。
ものすごくぴったりした仮面をかぶっている。
たまに有紗が状況を考えず命を刈り取りに来るので、焦っている。
正体は拓で協力者は雅。
雅は弱みを握られ、渋々協力させられている。
学校の中に自分の祖母まさこを虐げた犯人がいると考え、突き止めるために事件おこす。
〇やまぐちまさこ
昔の時代に生きてきた女性。
占いの力に秀でている。
とある町を助けたが、優秀な血を残すためにと監禁される。
多くの子供を産み、愛していたが、未来を知って絶望した。
手紙を書いて、未来の子供達が起こす悲劇を防止しようとした。
〇たなかしょういち
昔の時代に生きていた村人。
心が読める。
まさこに同情している。
〇かわだたろう
まさこを診ていたお医者さん。
ーー章構成
01 俯瞰会議 (まさこからの手紙が届いた、事件の起きないルート)
02 教室人質事件 (拓犯人ルート)
03 連続町民誘拐事件 (有紗犯人ルート)
04 無差別連続殺人事件 (精神科医犯人ルート)
05 俯瞰会議終了 (バッドエンド脱却のため必要要素投下)
06 のこされし子供達 (トゥルールート)